日本陸軍 九九式自走砲
〜安芸一穂著「旭日の戦旗」(学研)より〜

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 満州合衆国陸軍は、ノモンハン事件において戦車を中心としたソ連の戦術に敗北したことを戦訓に、それまでの歩兵支援という戦車の位置づけを改め、陸軍全体の機械化を進めることになった。
 その第一歩として開発されたのがM39シリーズであるが、そのうちの自走砲バージョンを日本でもライセンス生産することになり、それを九九式自走砲と呼称した。
 これは九七式中戦車を基に、火力と装甲を強化して自走砲化したもので、重量増に対処するために発動機には満州GM製の新型ディーゼルエンジンを搭載している。

全長:6.08m
全幅:2.75m
全高:2.36m
戦闘重量:18.42t
武装:九一式10cm砲(105mm)×1、7.7mm機銃×1
砲盾装甲最大厚:50mm
車体装甲最大厚:80mm
最大速度:40km/h
行動距離:280km
乗員:5名


胃袋3分の1からのコメント:
 「旭日の戦旗」第3巻に掲載されたものです。
 当初、安芸氏からいただいたラフ画はクローズドトップでキューポラ付きのものでしたが、車輌に詳しい人に確認したところ、そのそれはあまり意味がないということでしたので、オープントップとしました。
 しかしながら、小説の挿し絵は、主に納期の関係でこのラフ画を基に描いてしまってあり、私の画像との不一致を発生させてしまいました。実は、橋本氏の戦車の時も同じような事が発生しており、そのときは出版社の方で描き直しを指示したようですが、今回は間に合いませんでした。
 しかし、今回この画像を描いたおかげで、九七式中戦車と一式中戦車の側面形の違いを把握することができ、またひとつ戦車に対しておりこうさんになりまたね(^o^)。
 なお、すでにお気づきの方もあるかもしれませんが、キャタピラから下の部分は橋本氏の「鉄槌」用に描いた四式突撃砲からそのまんま流用してます(笑)。
「九九式自走砲」オリジナルサイズ(213KB・3063x1389ピクセル)