日本海軍 局地戦闘機「雷電改」
〜橋本純著「鉄槌 1944迎撃!本土決戦」(学研)より〜

クリックするとオリジナル画像(122kb)

 三菱が本来は爆撃機用エンジンである「火星」を搭載して開発した「雷電」は、太い胴体から来る視界の悪さなどからパイロットに敬遠される機体となった。しかも、「雷電」搭載の「火星」は、燃料噴射装置や強制冷却ファンなどの装備により稼働率が低かった。
 この機体に「火星」より直径の小さい「ハ43」を搭載して改設計した機体を開発することになり、その結果生まれたのがこの「雷電改」であった。
 コクピットの配置を見直して水滴風防を採用したことにより視界が向上したと、その大馬力エンジンのおかげで、極めて扱いやすい迎撃戦闘機となった。
 このため、オリジナルの「雷電」は200機程度で生産終了となり、「紫電」も少量生産となった。空母部隊がほぼ壊滅していることから、まもなく「零戦」の生産数と逆転することにもなる模様である。

全幅:10.80m
全長: 9.36m
全備重量:3,620kg
エンジン:三菱 恒星一一型 2,000hp
実用上昇限度:11,500m
最大速度:638km/h
航続距離:2,520km
武装:13mm×4、20mm×2
爆弾:60kg×2


胃袋3分の1からのコメント:
 「鉄槌 1944迎撃!本土決戦」第2巻に掲載されたものです。
 いやあ、「雷電改」というものを描くのは、これで3つ目ですね(笑)。
 でも、この機体が一番ホントっぽくはありますし、唯一「雷電ぽい」機体でもあります(笑)。
 これも図面で比較してもらわないと判らないかもしれませんが、実はエンジンカウリングのラインは、オリジナルの「雷電」とはかなり違います。また、カウルフラップ、排気管などもすべてオリジナルです。もちろん、オイルクーラー吸入口形状も。
 史実の機体を改造した機体をデザインするときは、こういうふうに、「実はほとんど描き直してあるんだけど元の機体のイメージがわかるようにする」、ってことを一番に考えながらやります。主翼と尾翼はそのまんまですけど(爆)。
「雷電改」オリジナルサイズ(122KB・2400x1100ピクセル)