高速戦闘機
バウムナッフェル


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=諸元=

主要寸法 
 全長 9.825m 全幅 12.0m
 3点姿勢角 14度

主翼
 単桁構造 主桁 30% 補桁 60% 前縁位置で左右一直線
 主翼面積 26.3u

 上反角 6度
 翼弦長 中央 3.096m  エルロン外端部 1.45m
 取付け角 翼根 2.0度  翼端 -0.5度
 翼厚 翼根 13% 翼端 9%

フラップ 
 ファウラー式 翼弦比 20% 

エルロン
 フリーズ式 翼弦比 20% 


発動機
 ウバッヘン・ウッヘンホーヘン社製 『ゴルゴロップ』
 空冷三重星21気筒 内径 155o  行程 140o  総容量 55475cc
 離昇出力 2400馬力  エンジン外径 1.1m
 緊急出力 2900馬力  

乗員 1名

重量 
 全備重量 4875kg  過苛5125kg  最大5375kg
 
 過苛 300リットル増漕 x1
 最大 550リットル増漕 x1

プロペラ
 二重反転 6翅  前ペラ直径 3.8m 後ペラ直径 3.65m

降着装置
 主車輪 直径 60cm 幅 18cm   尾輪 直径 30cm 幅 12cm
 左右車輪間隔 2.3m


胴体
 最大幅 1.15m

射撃武装
 高初速15mm機関砲 『ハリクトロンチェス』 x4 (翼根)

格比

 翼面苛重 185.36kg/u

 馬力荷重 2.03kg/hp

 主翼縦横比 5.47

=特徴=

高速での戦闘性能 
 本機は高速戦闘機として設計されたが、
 単に最高速度が速いという意味だけではなく、
 高速での運動性、操縦性、を追求した設計がなされている。
 二重反転プロペラの採用もその結果である。

ブルドック型エンジンカウル
 空冷星型エンジンの機体は胴体が丸型断面であり、主翼を低翼に取り付けると、
 翼胴の干渉抵抗が大きい、
 本機ではブルドック型カウルを採用して干渉抵抗を激減させた。

主翼設計
 本機の主翼設計では2つの課題を同時に解決させる事が求められた、
 
 @翼厚を薄くする事は高速化に寄与する反面、構造的には弱くなり、
  強度を高めようとすれば重量の増加をまねく事になる。
 
 A強力だが全長の長い機関砲、ハリクトロンチェスをいかに主翼内に納めるか
  (胴体に装備すると燃料タンク容量が大きく減る)
 
 本機では翼根弦長を大きく取り、ここにハリクトロンチェスを収容、
 銃身の露出を最小限に留めるとともに翼根翼厚を13%ととした。
 必然的に主翼先細比が大きくなり翼端失速を起こしやすい点は
 前進翼化(前縁一直線)及び翼端のねじり下げによって解決した。
 戦闘機の平均的な翼根断面を仮に 翼弦2.5m 翼厚15% とすると
 翼厚の実寸は37.5cmである
 本機の翼根翼弦は2.9m 翼厚13% 実寸37.7cm であり、
 薄翼化と翼強度を両立しているのである。
 なお本機では層流翼形は採用していない、
 層流翼は表面の凹凸に極めて敏感であり、
 塗料の気泡があっただけでも層流が壊れ、
 その後方が三角形状に乱流へ転じる事が報告されており、
 速度記録挑戦機ならともかく、
 前線で酷使される戦闘機では効果が得られないと結論されたためである
 
 スパイトフルでも層流翼は不評であり、
 スピットファイアの翼をそのまま使った方が良かったとの報告がある、
 
アシナガバチのような降着装置
 これは大馬力+小直径エンジン機の宿命である、
 主脚は油圧によって45cmも伸縮させる構造で、
 着陸時にはこれを伸ばし、引込み時はこれを短縮して外方に引込む。
 左右車輪間隔が小さいが二重反転プロペラを採用しているので特に危険ではない
 
 

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