十九試陸上戦闘機 遠雷

遠雷


全長 10.8メートル
全幅 16.15メートル
全備重量 8200kg
エンジン 誉二一型 X 2
出力 1800hp X 2
最大速度 時速630km
航続距離 2400キロ
武装 20mm X 4
爆弾 500キロまで
乗員 一名

 月光が失敗作となってから海軍は双発戦闘機を欲していた。そこで海軍は三菱に 鹵獲したP-38ライトニングを研究し、海軍用の双発 戦闘機を製作するよう命じた。 三菱は驚くべきペースで試作機を完成させ、海軍も正式化させるところであった。
 しかし、陸軍が開発していたキ−83「遠風」が脅威的な性能を見せたため、国 防省はそれを陸海軍共通機と定めたのである。十八試 陸上戦闘機計画は中止された のである。
 ところが三菱はこの機体を新たに編成された満州国軍や中国軍に売り込んだ。当 時これらの軍は零戦や隼等の旧式機を日本から購 入しており、新型機を欲していた のである。中国軍に遠雷となずけられたこの機はたいした活躍もせずに終わったが、 アジア諸国の航空 産業の基礎となった。

コメント
P-38のような双発・双胴日本機がおもしろそうで書いてみました。とくに深い考え やアイディアがあったわけではありません。