超低姿勢戦車開発(2)試作車両の審査

超低姿勢戦車開発(2)

1942年7月、早期にコンセプトに参加する意志表示を してきた戦車工場2社からの試作車を公開、審査が 始まった.

タイプ1:パンタースタイルの改造車
この時点では、パンターは量産が始まっていないのだが、 このコンペに参加して、注文をとろうとする意欲がみなぎって いるのが伝わる.

全高は2.4mにとどまっているが、それでもパンターよりも 65cmも低い.
主砲はおなじみ、75mm70口径砲.弾丸は84発搭載できる.
重量が49トンと重いので、最高速は45km・hにとどまる.
それにしても、車体が長い!

タイプ2:この架空世界でMBTとして採用されている30T改造車 30T戦車は、そもそも車体が低いので、このコンペの 目的には合わせやすい.全高2.1m!
主砲は、タイプ1と同じだが、弾丸は66発にとどまる.
重量が43トンであり、ミッションの減速比がタイプ1と同じもの なので、最高速も45km・hと発表されているが、加速性、 旋回性に優れ、おそらく耐久性も高いとみられる.
ただ、キャビン内部も低く、操縦手・通信手は、半分寝そべる ような姿勢で乗り組む.
おそらく、タイプ1よりも燃費が良いと見られるが、燃料タンク そのものもやや小さく、ために航続距離は、同等・といわれる.