ドイツ陸軍 (30トン型標準車両)1942年式MAN75L70戦車

MAN75L70戦車

ww2のドイツ軍というと、電撃戦のイメージのせいか、 機械化が進んでいると思われがちであるが、実態はかなりお寒く、 1944年になっても、まだ多くの砲の牽引を馬に頼っていた.

(架空世界において)1937年夏、ヒトラーはミルヒ空軍長官、 ハルダー陸軍参謀総長、レーダー海軍総司令官、シュペーア軍需大臣 らと、ユーラシア「解放」10年計画を策定した.
それによると、
総兵力:700万人
ウラル爆撃機:3000機
各種爆撃機・攻撃機:50000機
戦闘機:50000機
戦艦:4隻
巡洋艦:40隻
小艦艇:400隻
Uボート:300隻
主力戦闘車両:50000輌
補助装甲車両:50000輌
トラック類:50万台
などである.

これらを実現するには、人口8000万のドイツ1国では、不可能であり、 ためにドイツの趣旨に賛同する諸国を糾合して、理想世界を建設しよう、 ということになった.
それは、
・宗教(弾圧はしないが)的迷信などにとらわれない科学国家
・人種間優劣の否定(ヒトラーは誤りを認めた)
・独占資本にふりまわされることのない経済運営−国家社会主義による資本市場形成 などである.

そこで、具体的な1937−1947年10年計画を進めてみると、
ドイツには多くのものが欠けていることが判明した.
例えばディーゼルエンジンである.
発明国であり、巡洋艦用や飛行艇用を実用化しながら、戦車用のものがない・などの アンバランスである.
シュペーアはMAN設計案、
24000ccV12気筒500馬力(のちに700馬力まで向上・他形式も同様)
16000ccV8気筒380馬力
8000ccV8気筒200馬力
6000ccV6気筒150馬力
2000cc直4気筒60馬力
の5種について、大量生産を始めた.特に、オペル、フォードなど、米国資本の 工場に大量発注し、米国からの投資を促した.

■戦車であるが、10年後の戦車の火力の見積を、1905−1915の戦艦の 発達などを参考に行い、10年後、つまり1947年には105mmクラスが主力に なるであろう・という結論に達した.
このため、開発中の3号戦車・4号戦車では、すぐに陳腐化するとしてこれらを 取り止め、替わりに採用したのが、ここに挙げる「30トン型標準車両」である.
この30トン型戦車は、1938年から生産が始まった.
(例は、1942年MAN型砲塔搭載型)
車体長:6.7m
車体幅:3.2m
全高:3.1m車両前面装甲:70mm
砲塔前面装甲:100mm
重量:37トン
主砲:75mmL70砲x1
機銃:7.9mmx2
機関:オペル製V12気筒水冷ディーゼル600馬力
最高巡航速度:46km/h