ノースハルディニア陸軍中型強襲上陸戦車「ロメオ」

ロメオ

 諸元 重量  19.5t
全長  6.24m
全幅  3.5m
全高  2.12m
主兵装  100mm短身砲
その他の兵装  15mm重機関銃、 煙幕発生装置
最大装甲厚  79.62mm
乗員  4名
最高速力  42km/h(信地)  34.5kt(波高0.5m以下)


 1942年に計画が立案し、その後アメリカの支援を受け1944年 に配備された水陸両用戦車。上陸時に揚陸艇の援護にあたり、 上陸後の部隊の展開をスムーズに行うための掃討などを主な任 務とする。当初は海上からの海岸線敵砲台への直接攻撃が考 えられたため長身砲が採用されたが、航行中のバランスなどか ら後に短身砲に改められた。キャタピラには長さ十数pのヒレが 付いており、航行時はキャタピラを回転する事によって推進力を 得る。このヒレは接地面において摩擦力を高める上でも重要な 役割を果たしており、どんな角度の防塁でも這い登ったという伝 説を生み出した。戦後、帝国から撤退してきたロメオが凱旋した 際に路面に深く刻まれたヒレの痕に砂を撒く市民の映像が残さ れているが、これも伝説を裏付けるものであろう。なお、海上で の方向転換は車体後部にある舵を使う。
 当時陸軍、海兵隊の合同上陸部隊は市南部の共和国抵抗軍 港に置かれ、生産された全てのロメオは軍港内のトーチカに保 管された。共和国軍には大別すると陸軍と海兵隊(海軍と言う人 もいる)しかなく、

 陸軍→北部平原と城壁の警備、及び越境攻撃
 海兵隊→海岸線の警備、及び敵海上攻撃隊の殲滅、哨戒、
       陸軍越境攻撃隊の輸送、合同侵攻

といった感じでナワバリ分けされていた。ロメオが帝国西海岸ま で運搬されたとき使用された揚陸艦も海兵隊のものである。余談 だが1941年に「国籍不明の戦闘機部隊と遭遇、交戦中。」という 通信を最後に消息を絶ったイタリア沿岸警備隊も実はハルディニ ア海兵隊の戦闘飛行艇部隊のスクランブルの結果だったのだ。

 イラストはハルディニア抵抗記念堂に保存されている第2小隊 58号車を参考に描いた。58号車は現存するロメオの中で最も戦 果を上げた物であるが、キルマークが短砲身の主砲に描ききれ なかったためにスカート部に描かれている。