〜暴走記より〜三菱15試艦上局地戦闘機「新宿鮫」〜

「新宿鮫」

寸法     全幅11m,全長9.6m,全高3.8m。
計画最大速度 高度6000mにおいて700km/h(計測値650km/h)
エンジン 熱田30型(1400hp)
武装 7.7mm機銃2丁,20mm機銃3丁
航続距離 20km(21型は660kmを予定)

 14試局地戦闘機計画雷電と平行しながら進められた、雷電の保険案である。
 当時、適当なエンジンがなかった事から、雷電は火星を選ばざるを得なかったが、
熱田が1400馬力にアップする見込みが得られたため、15試艦局戦は熱田装備で
設計がなされた。
 迎撃戦闘機としてもっとも大事なのは上昇力と速度であり、堀越技師は後退翼を
採用。最高速度は雷電をはるかにしのいで650km/hを叩きだした。その反面、翼端失
速の傾向が強く、艦上運用には不向きと判定されたが、日本海軍がそのような問題機
にさらに9機もの増加試作を命じた理由は現在も謎のままである。

 艦上の局地戦闘機という、新種の戦闘機であったため、愛称決定基準に新しく丁種
戦闘機として「実在・空想問わず動物の名前」という基準が追加され、本機はその適
用を最初に受けた(2番目が毒猿)機体となった。

 結局制式にはならなかった物の、堀越技師はうまく1航戦に潜り込んでさらにテス
トを進めた。しかし、航続距離わずか20kmでは使い物にならず、P38を迎撃した時に
は出撃した9機全機が空戦によって一撃で撃墜されている。

 そのため,航続距離の不足を改善すべく、増加試作形を改造して早くも21型原型が
作られたが、ただ1機作られただけで新宿鮫計画そのものがキャンセルされた。

 なお、熱田発動機は彗星艦爆では「信頼性無し」とされている物の、本機では補助
動力として「サイ・エネルギー」を使用して、極めて高い稼働率を出していた。

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 誰だよ?新宿鮫までサイ・エネルギーで飛行するように書き込んだやつぁ?
 おかげで設定をひねり出すのにえらい苦労をしたやないかい!!!!
  と、いうわけで。おなじみ、新宿鮫です。
  火葬機とはいえ、「飛ぶ」機体をつくらせたかったため、皆様が期待したよりは現実
的にまとまっていると思います。
  上面図まで鮫に似せると、飛ばなくなるし・・・。「鮫形戦闘機」としては、
いいバランスの所で「鮫」と「戦闘機」の折り合いがついたのではないでしょうか?
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胃袋3分の1からの補足:
 わかりにくいかもしれませんが3挺目の20o機銃は機首インテークの上面
(エンジンの直下)についています。SADAさん曰く「発射炎ブレスを吐か
せる」ことが狙いだそうです(笑)。