この機体が飛行している姿を目撃した人は、みな口々に「鳥だ!」
「飛行機だ!」「いや、XB−27だ!」と言ったとか言わないとか・・。

新興メーカーマグダネルが米陸軍に対して中型爆撃機の提案を行い、
1機の試作契約を結ぶことに成功した。この機体を提示するにあたって
マグダネルでは、まずなによりも陸軍の関心を引くことに意を注いだた
め、このような形態となった。実機は1941年2月に初飛行に成功した
ものの、主翼形状から懸念される通り、翼端失速の傾向が著しく、後に
外翼に固定スロットを装着したりなどして対策を行ったものの、なかなか
根本的解決を行えなかった。また、新興メーカーゆえの悲しさで細かい
トラブルも続出し、それらの解決に長い時日を要することとなり、すでに
ノースアメリカン「B−25」とマーチン「B−26」の量産化が進んで
おり、また、これらの機体と性能的にも大差なかったこともあって、1機
のみの試作で終わった。
なお、1機だけ完成した機体は、この後ショッキングピンクに再塗装
されて「サイボーグ機長」の愛機となった。
全長:18.32m
全幅:22.15m
性能
最大速度:485q/h
上昇限度:9852m
爆弾 :最大1812s
武装 :12.7o×1(機首),12.7o×2(胴体上面),
12.7o×2(胴体下面)