| 駆逐艦「ダブルデッカー」 |
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奥様どうですか、なんでも出来ますよ
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駆逐艦に限らず多くの艦船が持つ制約の一つに復元性がある。あまり過大な武装を積みすぎると復元性能が低下して転覆してしまうというあれだ。ならば船体を太くしてしまえばいい、と思うがそれでは速度が低下してしまう。だったらどうすればいい、という問いへの答えが双胴船である。双胴船は幅が大きいから復元性は非常に高いし、海面に浸かっているのは船二隻分だけであるから速度低下もさほど問題にならない。双胴船は軍艦の制約の一つを解決するのである。
さてフラッシュ・デッカーの改装を見てみよう。フラッシュ・デッカーはご存知の通り、米国が「大量生産」した駆逐艦である。数は嫌というほどある。これを改装するのは良い案かもしれないが、いかせんサイズが小さい。千トンかそこらの艦を改装するといってもその小ささが致命的な弱点となって思い切った改装は難しいのである。
だが双胴船にするならば話は別である。復元性能が高いからかなりの重武装を搭載できるし速度低下ももとから速度の高いフラッシュ・デッカーならば問題無い。おまけに中央の甲板はそのまま新しく使えるのである。
人によっては航空母艦にするのが最適という。確かに飛行甲板が二本、場合によっては三本にできるから多少の短さは問題ではないかもしれない。しかしやはり100mちょっとでは発艦に不安があり、カタパルトもまだ万能では無いから航空機の運用は難しい。だが水上機の運用はできる。ここでは水上機を搭載し、駆逐艦の索敵能力を向上させるとする。
武装は好きなだけ搭載できる。船体幅が充分あるから多少の武装なら簡単に搭載できるのだ。制約は面積ぐらいのものだろう。そこで12.7センチ連装砲塔を八基搭載し、圧倒的な火力を保有させる。日本海軍の特型駆逐艦もこれには敵わないであろう。また魚雷は誘爆の危険があるから最低限の搭載とし、片側四連装一基とする。パイプを延長させる等して煙突の位置を移動させると被弾の時に危険なので、煙突はそのままとする。そのかわり煙突を二組にして合体させることで比断面積を少なくしている。
船体が大きくなったため、航続力も長くなり、かなり便利な艦となっている。偵察・航空偵察・敵駆逐艦駆逐・雷撃・防空・対潜・通商破壊なんでもこいの駆逐艦となった。海軍条約で定められた保有制限排水量の多くを一隻で取ってしまうが、これ一隻で従来の駆逐艦三隻分の戦力はあるであろう。なにせ砲だけで一隻12.7センチ砲16門もあるのだから。フラッシュデッカー単体よりは有効であろう。なにせほとんど何でもできるのだ。奥さん、お一つどうですか?
<後書き>
双胴船・・・・もう使い尽くしたネタですね。合体空母みたいにすれば面白かったかと思いますね。
でも被弾面積が跳ね上がって出撃するたびに酷い目にあったりして・・・・・
−BB