1940年9月、カーチス社では海軍の新型艦上戦闘機の要求仕様にどのように対応するかの会議が行われた。
陸海軍の戦闘機独り占を狙う経営陣は競作参加を強く要望したが、
技術の責任者はP-40Dの初飛行を終えたばかりで新たな戦闘機の開発は負担が多すぎるとして反発。
またXF-4Uの保険にすぎず多大な労力と開発費を掛けることは得策ではないとして反対する声も上がった。
一人の役員がP-40DにR-2600を載せ艦上戦闘機に仕上げることを提案。
開発費もさほどかからず部品の多くが共用できるため製造コストも抑えられることから、
技術的な問題で難色を示す設計陣を押し切り開発がスタートした。
狙い通り他社に先駆けて初飛行にこぎつけたが、その結果は・・・・・。
P-40Dからの主な変更点
エンジンをR-2600-8に変更。これに伴い機首を整形し、四枚ブレードのプロペラとする。
排気管を推力式単排気管とし、最高速度向上と急激に絞った胴体側面での気流の剥離を防止。
重心位置を修正するため胴体後部を延長。また、背鰭を追加し横安定性を確保。
延長した胴体後部に燃料タンクを増設し航続距離を確保。
着艦フックと主翼の折りたたみ機構を追加。
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