
| 全長 | 3.5m | 全幅 | 1.6m | 重量 | 700kg | 動力 | 空冷直列4気筒35馬力(池貝鉄工所) |
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トヨタ自動車工業鰍ヘ、1933年に豊田自動織機製作所の自動車工場として自動車製造に参入、1937年には自動車部門が独立し、小型車やトラックの生産を手がけている。 今般、陸軍用新車両の競争試作指示に当たり、その要目として「独『キューベルワーゲン』の如き性能」が指定されていたことから、トヨタでは早速キューベルワーゲンの資料及び実車を手に入れ、これを元とした軽車両の製作に取り掛かった。 こうして試作されたのが、『トヨタCR号』である。 この車輌はキューベルワーゲンの特徴を全面に取り入れて製作されている。 特に、悪路走行には主に「四起」(4WD)が用いられるが(くろがね四起、陸王軽四起など)、CR号ではキューベルワーゲン同様あえて二輪起動としている。そのかわり、エンジンを車体後部に設置し後輪に荷重をかけ、駆動輪が常に接地できるよう工夫されている。 さらに、LSD(差動制限装置)の機能を持つカム式デフ・ギヤをコピーして装備しているため、4WD程ではないが一定の走破能力を保持している。(デフ・ギヤのパテント問題が発生する恐れはあったが、ドイツとの交渉次第で解決を目指したい。) エンジンには、小型ディーゼルエンジンの開発技術を持つ樺r貝鉄工所の製作による、空冷直列4気筒・35馬力発動機(1,000cc)を選択している。これは97式軽装甲車(テケ)に装備された65馬力空冷エンジンを元に特注で製作されたものである。 ただし、テケ車で問題となったように、この35馬力エンジンにもまだ技術的課題が残されており、特に渦流室式であるためノッキングを起こしやすく、寒冷地での起動が困難であることが懸念される。その一方、空冷エンジンをリアに装備しているため、逆に熱帯では冷却不足となる可能性がある。 このことから、トヨタでは将来、自社製水冷ガソリンエンジンに換装することも検討中である。 トヨタでは、機関関係のトラブルが解決しない場合、今回の正式採用は困難との見通しを持っている。このため、CR号は民生車両としての販売も視野において改良が続けられている。 『トヨタCR号』の名称の由来であるが、『CR』は陸王内燃機鰍フ『陸の王者』に対抗して『陸の巡洋艦』を目指すとの気概から、cruiser の文字を取って付けられている。 あとがき 手抜きとは何か? それは、この投稿だ!…なにしろ、所要時間2時間。まあ、構想自体は以前から持ってましたが。(構想ったって、要するにキューベルワーゲンを日本で作ろう、ってだけですが。) あと1日あれば、派生型なんかも作れそうですが。船に時間をかけ過ぎたかな。 どうも、お目汚しで失礼しました。 (陸の巡洋艦…わかりますよね? 車両は全然違いますが…汗) 参考文献: 「図説・四輪駆動車」(影山 夙著・山海堂) 「月刊グランドパワー 2001年2月号(日本軍機甲部隊の編成・装備(1)」(デルタ出版) 2002年4月 酒匂135 |