1940年まもなく、Me109Fシリーズが進空しようとしていた頃、メ社はドイツ空軍により、
Me109の後継機の試作を命じられた、このため同社ではMe309を開発しはじめたが、基礎設計が
終わった時点で、どうしても要求性能が達せられないことが、解って来た、と言うのも
今回の、ドイツ空軍の要求の中には、これまであまり、考慮されたことの無かった航続性能が、謳われて
いたため、極力コンパクトにまとめて、高性能を狙うつもりが、重武装と、燃料搭載のためのスペースが
取れないと判断した、そこで計画を放棄することとしたため、当然その発展型であるMe509自体が
立ち消えのようなものとなり、急遽機体番号のMe509を使用し、新たな機体を開発することにした
もとのMe509は、ミッドシップエンヂンのP−39のような感じの機体だったが
機体構造の一部を除き、前方エンジン、尾輪式のオーソドックスな
全く別の機体となった、しかし、燃料搭載場所とMG20mm×4をどこにどのように配置するかは大きな課題だった
そのような中、試行錯誤の中で、生まれたのが、本機を、もっとも特徴づけることになる、「オムスビ型」の
胴体断面である、この中にはプロペラ回転面を通して発射されるMG151×2と燃料タンクが納まっている。
しかし、最大1500km以上とされる航続距離の達成には、まだまだ足りずこのため、翼の中にも
燃料を搭載することになった、翼の断面には、丁度日本の彩雲に使用された中島Kシリーズに近い形の層流翼としたために
厚翼のため燃料を搭載するにも、十分であった、これらに加えて翼の下面に250リットルの増槽を2つ、懸架することで
その航続距離は、戦闘時で最大1450km程度、フェリーでは実に、2900kmにもおよんだ。
又エンジンには、当時ようやく実用化のめどのついた、
DB603A(1750hp)を搭載することとした、そして最大のポイントである冷却器の装着法は
数々の風洞試験の結果からMe209からの、引き込み式をやめ、空気の取り入れ口と、排出口とも可変とした
ものを、胴体後下方に、薄型で巾広のものを半うめこみとした。またオイルクーラーも一体式とした
風洞試験が進むにつれ、様々な空力的洗練が加えられ、心配されていた、いわゆる太い胴体による、抵抗の増大も
思いのほか、少なく高度11000mで、709kmの最高速度が出せるすばらしい機体に仕上がった。
量産までには、ややマイナーなトラブルなどにも見舞われ、時間がかかってしまったが
折りしも、激しさを増す米軍の戦略爆撃に対して、又その護衛のP−51とも互角以上の働きを見せて
滅び行く第三帝国の、最後を飾った。
<送り狼>
Me509が実用化された頃、ドイツは既に守勢に回っていた。その為その優れた航続力は爆撃機の護衛ではなく
連合国爆撃機隊の裏を欠く戦法に用いられた、防空戦闘においては、往々にして帰路がコースも読み取りやすいので
そこに戦力が集中される、そのため爆撃機隊は敵の勢力圏を抜け出すことに、最大の努力を払う
しかし、それまでのドイツ戦闘機の航続力からして、その範囲も限られたものであった
爆撃隊は、一旦敵の勢力圏を抜けたと思うと、それまでの極度の緊張から開放されていた
ある搭乗員はそれを「全てグレー一色の世界から、総天然色の世界への帰還」と表現している。
ところが、その日は違っていた、ドーバーにさしかかり、ようやく世界が色を取り戻そうとした瞬間
やや崩れた編隊を組んでいた、2番機3番機が突然真っ赤な炎につつまれた、そしてものすごい衝撃が、、、。
だれしも予測できないMe509、10機編隊の攻撃だった。
この日、じつに12機のB−17が油断から、ほとんど、まともな応戦も出来ないままドーバーの藻屑と消えた
その日から、爆撃隊は、今まで以上の緊張に長時間にさらされることとなり、士気は多いに低下し
精神的なフラストレーションから、任務に支障を来たす者が続出したとゆう。
〜諸元〜
翼幅 11.75m
全長 10.15m
全高 4.15m
翼面積 22u
自重 3322
発動機 ダイムラーベンツDB603A 離昇出力 1750hp
最高速度 709km/h@11000m
航続距離、戦闘時(主翼下増槽使用)795km(1450km)
フェリー時 1900km(2900km)
武装
胴体 MG131×2(13mm)、エンジン主軸内Mk108×1(30mm)
内翼機銃 MG151×2(20mm)又はMK108×2(30mm)
外翼機銃 MG151×2(20mm)
爆弾類(外翼下) 250kg爆弾×2
え〜ごぶさたしております(って誰も覚えてない?もしかして、、、。)
今回は、古いのを書き直しじゃなくて、新作のオリジナルです。
オリジナルとは言っても、どこかで見たことあるようなものの
寄せ集めみたいですが、例によってカッコ優先の、知識も乏しいので
設定も、いまいちですが、真面目には取り組んでみました
ぜひ色々な感想を、聞かせてください。
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