アルケット VK2202(A)

VK2202(A)


アルケットでは1938年5月に陸軍から出された3号戦車の後継となり20〜20tクラス戦車の
作成要求が出ると即座にこれに応じることを決定し即日設計を開始することとなった。
スペイン内戦での戦訓から言って装甲の厚さは3号戦車や4号戦車の試作車両の14mmはもちろん、
量産型に採用されていた30mmでも不充分でありましてや将来はより優秀な対戦車砲が
登場するであろうことから考えても最低50mmは必要であるとの結論に達した。
また垂直に当たれば貫通される装甲でも浅い角度で当たった時には跳弾することが
あるということから試作車両には傾斜装甲を採用、今で言う避弾経始デザインである。
もっともこれは当初の図面では垂直装甲で組まれており作成の際に間違って斜めに
溶接したのがそのまま試作車両に採用されたという意見もある。
サスペンションにはトーションバーを採用、転輪は大型のものを用いオーバーラップ配置とした。
なお要求仕様は500m以内での37mm対戦車砲弾直撃に耐えうるというものだったが
将来武装や装甲を強化することも可能な余裕のある構造となるように工夫されていた。
特に砲塔をそれまでの戦車に比べて後方寄りに載せていたのが特徴的であり
これによって現時点では若干テールベヴィーぎみになっているが将来武装や装甲を
強化した際にトップヘヴィーになるのを抑える効果を狙っていたのだ。
エンジンは400hpだったがドイツにしては珍しくディーゼルが採用されているが
これは航続距離を要求されたことから燃費を考えての決定だと思われる。
車体がフェンダーの幅ギリギリまで張出しているがこれは燃料を搭載するためだと思われる。
こうして完成した試作車両は陸軍の審査を受けるべく納入されていった。

アルケット VK2202(A) 基本性能
エンジン;液冷8気筒水平対抗型ディーゼルエンジン 400hp×1
全長;6.52m
全幅;3.00m
全高;2.24m
全備重量;25000kg
最大速度;50km/h
航続距離;244km
武装;50mm KwK39 L/60×1(砲塔正面、120発)
   7.92mm MG34×1(主砲同軸、2500発)
   7.92mm MG34×1(キューポラ、2500発)
   7.92mm MG-34×1(車体正面、2500発)
装甲;60mm(砲塔正面)
   45mm(砲塔側面)
   35mm(砲塔後面)
   25mm(砲塔上面)
   60mm(車体正面)
   35mm(車体側面)
   35mm(車体後面)
   20mm(車体上面)
   40mm(車体前下面)
   30mm(車体後下面)
   20mm(車体底面)
乗員;5名

Huckebeinのコメント
2回目の投稿で試作競争にも参加してしまいました(^^)
初めて作った戦車をいきなり試作競争に投入してゴメン。
実は以前これに似たような戦車を考えてたことがあったんで
それをほとんどそのまま流用しました。
ちなみに画像の色がおかしいのは最初361KBという
とんでもない大きさになったのでデータサイズの
縮小を図った結果によるものです。