第19回競争試作:飛行機 必要要件



 イブクーロ王国王室より、今回募集を行った国王専用水上旅客機に関して、念のために補足として最低限の必要要件を提示する。


航続距離:

  米大陸までの距離が約4000kmであることから、最低でもそこへ無着水で飛行できる必要がある。離着水場所と、その時の燃料消費を考慮すると、4500km以上が妥当な線であろう。

装備:

 (1)  国王用の個室が必須なのは当然だが、公務をこなすことも必然なので「机」を装備することも必須である。
 (2)  王妃用のベッドは最低1つは必要だが、国王と同室でも可である。また、国王、及び王妃の身の回りの世話をする人間の休息室も必要である(ベッドが最低一つあるのが望ましい)。
 (3)  絶海の孤島であるイブクーロ王国からは、どこへ行くにも長旅となるので、王妃と二人きりになれる休息室は必要である。国王の私室に二人分のベッドが用意されているのも可である。
 (4)  トイレは、客用と王国関係者用の最低二つは必要である。

歓待:

 (1)  客として招かれるのは、最低でも各国の高官が予想されるため、椅子、調度品等はそれなりの品位を保ったものである必要がある。しかも、国王は見た目を重視されるため、少しだけ必要以上にゴージャスだと喜ばれる。
 (2)  来賓客をもてなすためには、それなりの食事も必要であるため、あるレベルの料理等を盛りつけられるサーバールームと、その給仕が必要である。
 (3)  国王が、空中からの見事な景色を見せながら、各国要人と話しができる広めの部屋が必要である。

最大速力:

  特に求めないが、国王の性格を考えると平均以上である必要があるであろう。

その他:

 (1)  王妃同士は必ずしも仲が良いとは限らないため、できれば同室にすることは避けたい。
 (2)  機内への乗降口は、客用と王国関係者用の最低二つは必要である。
 (3)  他国の人間が見て感嘆するような外観を備えていることは必要事項である。