陸軍四式軽爆撃機キ62『蒼龍』(三菱重工業)

蒼龍

諸元

全長・・・11.85m
全幅・・・15.20m
自重・・・5,150kg
全備重量・・・7,900kg
発動機・・・三菱四式1,900馬力(ハ104-25)空冷複列18気筒2,160hp
最高速力・・・540km/h
実用上昇限度・・・7,960m
上昇力・・・890m/min
航続距離・・・1700km(正規)2960km(過荷重)
武装・・・20mm機関砲×2、胴体下部・両翼下面兵器搭載各800kg迄(翼端増槽除く)

 陸軍が1942年の2月に三菱を始めとする各メーカーに要求を出した。要求は日本軍 らしくなく極めてシンプルなものであった。
 きっかけは南方での経験からであった。開戦直後から日本陸軍は破竹の快進撃を 続けていたが、肝心の航空支援は海軍の艦爆隊が主力であった。陸軍も九七式重爆 ・九九式双軽爆撃機・九九式襲撃機と一通り揃えてはいたのだが、使い勝手が悪く (急降下による一点集中攻撃が出来ず、しなくていい物まで破壊する可能性を持って いたため使うことが出来なかった)実戦参加をする機会が殆ど無かった。それにより、 陸軍航空隊のプライドが大いに傷付けられて、現場の「ぜひ使い勝手の良い軽爆を!」 という声にも助けられて開発が始まった。
 三菱は発動機を空冷で進めることにした。液冷による稼働率低下のリスクを避けた のだ。結局ハ104(更なる出力向上が前提)が最適であるという結論に達した。爆弾層 内蔵も検討されたものの、九七式軽爆の結果を見て取りやめ、外部兵装搭載方式と した。制動板は当初は主翼に装備することとなっていたが主翼にも兵装を搭載できる こととした為、胴体横の装備となった。丁度BT2Dと同じ方式であった。装甲は九九 式襲撃機の経験から更に分厚くされ、下面は10mmとなった。燃料タンクは防弾をしっかり させたものの、漏洩防止タンクの未発達から仕方なく消火装置を徹底させることとなった (それでも一応漏洩防止装置は付いている)。増槽は翼端に取り付けることとした。 ちなみに、主翼には対地攻撃用の噴進弾のほか、対戦車攻撃用の40mm機関砲も搭載できる。 初飛行は1944年の2月であった。

 どうも、かDoです。・・・なんか「真面目に考えてんのか?」という怒りの声が 聞こえたような気もしますが・・・勘弁してつかあさい。私からすれば大マジなのです。

 設定の中の対地攻撃は九九式艦爆という奴、あの元ネタはお分かりだと思います。 そう、『八八艦隊物語』の『鋼鉄のガルーダ』です。それにしても、きっかけが対抗 意識とは・・・うむ、陸軍も舐められたもんだな(しみじみ)。

 それと、『これぢゃドーントレスUじゃないか』と思われた方もいらっしゃるかも しれませんが、「気にしないで下さい」。そいでわ。

林原めぐみ『A HOUSE CAT』(OVA版万能文化猫娘主題歌)をがなりたてながら・・・
                     ゴムサンダル工業会会長 かDo