ウェストランド・ダヴ Westland Dove

ジェフリーの執念で出来ています。

ウェストランド・ダヴ / Westland Dove

全幅 14.02m(折り畳み時5.48m)
全長 7.9m
全高 3.56m (3点)
主翼面積 34.21平方米
乾燥重量 2627Kg
全備重量 3667Kg
発動機     ブリストル・マーキュリー XX 空冷9気筒 840hp
最高速度 高度10,000ftにて360Km/h
最低速度 全備状態で102Km/h
上昇時間 高度15,000ftまで11分
武装     7.7mm機銃×4(前方固定、最大一門につき各500発)
        7.7mm機銃×4(後方動力銃座、定数は一門に付き各500発)
        250ポンド爆弾2発、又は500ポンド爆弾1発(胴体下)
航続距離 1738Km
乗員      2名


 ウェストランド社でジェフリー・ヒル教授の手がけたプティロダクティルシリーズは、W号の失敗により、終焉を迎えた...か に み え た。しかし我らがジェフリーはそれくらいではくじけない。そんな彼が作り上げたのがこのプテロダクティルXとでも言うべきこのダヴである。
 翼の配置は前作プテロWを踏襲した一葉半である。今回は上・前面図が準備できなかったので書面で解説を加えさせてもらえば、支柱は、バルジ機首方向から伸びて上翼にかかり、そこから、下翼の翼端に伸びている。ここから真上に垂直尾翼が伸び、上翼の垂直尾翼根元付近からが翼が折り畳まれる。
 胴体はライサンダーを途中でちょんぎった物の左右に大きなバルジを装着している。バルジを付けたのは、主脚を畳み込むためと、同体内燃料タンクを拡大するためである。バルジに隠れてしまって見えないが、バルジの間には爆弾架とアレスティング・ギアが設置されている。爆撃は緩降下爆撃を以ってするためプロベラ圏外への誘導装置等は省かれている。
 7.7o機銃は下翼左右に2門ずつ4門が固定式、胴体後に4門が動力機銃座に分かれている。無尾翼機故に動力機銃座の射界は広く、後方斜界だけなら重爆並である。やや鈍重な当機だが、当機と格闘戦に入ると後に居ても前に居ても7.7o4門につけ回されると言う厄介な相手になる。後退翼ではあるが翼面過重は零戦並に軽く、旋回性能もそこそこ良い。  発動機はブリストル・マーキュリーで最高速度は360キロにしかならない。見てのとおりライサンダーと部品を共有しているためこのエンジン選定なのだが、海空軍とも航空部隊を拡張する中で新型の大馬力エンジンの供給絶対量を考えると、マーキュリーの方が確保しやすく、一応これは現用の艦戦のグラディエーターと共通でもある。視界の良さはライサンダー譲りで抜群。観測機としては文句なしである。
 バランスを取るためと、着陸性能を良くするため翼は広い。大きな翼で、ふんわりのんびりと飛んでいく。それはあたかも英国海軍が守る平和の象徴の様だ。そんな様からダヴ(ハト)と名づけられたこの機体。生産一号機は1939年9月に納入されるわけだが、まあドイツイタリア辺りがきな臭くなってきたとは言えどうせもう暫くは平和が続くんだろうし、きっと南洋の植民地あたりの空をのんびり飛ぶんだろう...(いやまさかまた世界大戦がおこるなんて、ねぇ。ははは......)


〜後書き。
 ちょっと今回は締め切り前多忙に付きイラストも設定もちょっと甘かったです^^;もう何ネタかは考えていたのですが...ぁぁぅ。とりあえず英国機→マーキュリー、プテロダクティル、4連動力銃座という作者の脳みその中のキーワードのみが結合されて出来ています(マテコラ)
 毎度ながらSUDOさんSchumpさんを始めとするIRCの方々、ご相談ご質問に答えていただき有難う御座いました。m(_ _)m

文・イラスト ゐ