マイルズ・メジャー

ロジャー「さて、今日が締め切りだが、当然出来てるだろうな?」
ブライアン「もちろん」
ジョン「モチロン」
フレディ「モロチン」
他の3名「・・・・・・・・」(冷ややかな視線)
ロジャー「言うまでもないが、この機体には社運がかかってる。この機体を大量に受注することで、わが社は文字通りメジャーなメーカーへと脱皮するこになるのだ。その願いもこめて、すでにこの機体の名前は『メジャー』と決まってるしな」
他の3名「・・・ベタだ」(冷ややかな視線)
ロジャー「なんか言ったか?」
他の3名(あわてて首を振る)
ロジャー「そうか?・・・んじゃ、まずフレディのから見せてもらおうか」
フレディ「よっしゃー!やっぱおれが一番だよな!」
他の3名「・・・・・・・・」(冷ややかな視線)
フレディ「さあ、これだ!」(図を広げる)

他の3名「・・・・・・・・」(冷ややかな視線)
ロジャー「ボツ」
ブライアン「ボツ!」
ジョン「ボツ!!」
フレディ「なにぃ〜〜〜!なんでだよっ!」
ロジャー「説明するまでもない」
ブライアン「までもない」
ジョン「ない」
フレディ「この、画期的なアイディアのどこがいけないんだ!」
他の3名「・・・・・・・・」(冷ややかな視線)
ロジャー「んじゃ、次はジョン」
フレディ「待てぇ!オレのはもう終わりかよ!せめて理由を説明しろよ!」
ジョン(きっちりシカトして図を広げる)「はい」

ロジャー「おお!」
ブライアン「おおお!」
フレディ「おおおお?」
ロジャー「これはっ!・・・・・・漢の飛行機だ!」
ブライアン「だっ!」
フレディ「・・・どこらへんが?」
ロジャー「でもボツ」
ブライアン「ボツ」
フレディ「な、なんでだ???」
ロジャー「うちはビッカーズじゃないからね」
ブライアン「からね」
フレディ「あ、納得」
ジョン「納得」
フレディ「オマエも納得すんのかよ!」
ロジャー「んじゃ、最後はブライアン」
ブライアン(黙って図面を広げる)

フレディ「・・・・・は?・・・・なんじゃこりゃ?」
ジョン「・・・・・」
ロジャー「・・・・・・・・・・これはっ!」
フレディ「へ?」
ロジャー「これはスゴイぞ!」
フレディ「へ?へ?」
ロジャー「コクピットや、エンジンを胴体とは別のところに持っていったおかげで、荷室が最大にとれる」
ジョン「・・・おお!」
ロジャー「しかも、胴体後端に尾翼もないから、お尻まで胴体を太くできる」
ジョン「・・・おお!」
ロジャー「脚はエンジン側胴体に収めてあるなど、普通の双発機に比べても特に空気抵抗が増えてない」
ジョン「・・・おお!」
ロジャー「主翼に余計なものが付いてないので、ほぼすべてを燃料タンクに使える」
ジョン「・・・おお!」
ロジャー「あえて尾輪式にしてあるので、中央胴体後端が地面に近いし、ローディングランプも付いてるので荷物の積み下ろしが楽」
ジョン「・・・おお!」
フレディ「でも、飛行中の荷物の管理はどうすんのさ」
ブライアン「そのために、銃手を中央胴体後端に乗せてある!」
ジョン「・・・おお!」
フレディ「・・・一人でできんの?」
ブライアン「ジョンブル魂だ!」
フレディ「・・・おお!」
フレディ「・・・ほんとかよ・・・」
ロジャー「大丈夫!これらなもう勝ったも同然だ!」
他の3名「・・・おお!」
ロジャー「バンザーイ!」
他の3名「バンザーイ!」
ジョン「出世できるぞー!」
フレディ「給料上がるぞー!」
ブライアン「ボーナス上がるぞー!」
ロジャー「借金返せるぞー!」
他の3名「・・・・・・・・・・えっ!?」


全幅 98.0ft(29.87m)
全長 60.3ft(18.38m)
全高 17.7ft(5.39m)
自重 22,880lb(10,378kg)
最大重量量 34,022lb(15,432kg)
エンジン ブリストル・ハーキュリーズ6 1615hpx2
最大速度 202kt(274.1km)/h/15,000ft(4,572m)
航続距離 標準貨載時 3000Km 過搭載時 1220Km
武装 7.7mm連装動力銃座x1
搭載量 標準4,500lb(2,041kg) 最大8,820lb(4,001kg)
乗員 4名
備考 中央胴体下面を脱着するとこで胴体内を爆弾倉として使用可能