ビッカース・ウエストレ



ビッカース・ウエストレは1938年6月の英航空省要求の中型輸送機計画から生まれた、当時ビッカース社はウェリントン爆撃機を製造しておりその後継機ウォーウィックの試作も進んでいた、ウエストレは主にウェリントン爆撃機の主要部分を流用して設計された、胴体のみは新規に全幅2.2mの楕円形断面が新製された試作一号機は中翼配置であったが諸処の事情により2号機以降は低翼へ変更となった、機体構造はビッカース社独特の大圏式構造としいる機体下部には爆弾槽があるが通常時は作り付け式増加燃料タンクが装備されている、機体後部のハンドレイページ・ハンプデン風の大きな段差はその部分に下部降下式カーゴハッチが装備されている、主車輪はエンジンカウリング後ろに収納後輪は内部のカーゴルームに干渉しないように胴体底部に緩衝装置ごと固定装備。

ビッカース・ウエストレ
データー(ウエストレ試作2号機)
全幅 26.77m
全長 18.66m
全高 6.21m
翼面積 80.2u
自重 9144kg
全備重量 12311kg
エンジン ブリストル・ハーキュリーズ、11 1500hp×2
最大速度(15000ft)397km
実用上昇限度 5700m
航続距離 最大4500km 標準3000km 過負荷1500km
武装 尾部7.7mm4連装動力銃座×1
搭載量 標準2000kg 過載時4000kg
乗員 6名
爆弾 900kg搭載可能