米戦艦「バーモント」型

バーモント

米戦艦「バーモント」型諸元
基準排水量・34,500t 全長・202m 全幅・31m
軸馬力・40,000hp 最大速力・24kt 水偵・3機 乗員・1,890名
兵装・50口径14in砲4連装2基,50口径14in砲3連装2基
   12.7cm連装両用砲10基,40o4連装機銃12基
同型艦・「オレゴン」「フロリダ」「ミネソタ」

 アメリカとイギリスが日本抜きで調印した第二次ロンドン条約の条文の中には,第一次の参加国の中で第二次に参加しない国が出た場合,
「主砲の口径の上限を16inに引き上げ,基準排水量の上限を45,000tにする」
 としたものがあった。
 しかし,結局米英の思惑が外れて,日本は3月14日に条約に調印し,この条文は実行に移されないまま潰えてしまった。
 日本は条約に基づき「越中」型戦艦を起工,イギリスも「キング=ウィリアムV世」型を起工した。アメリカも,日本に対し優位に立つべく先に起工した排水量35,000t,14in砲3連装4基の「ノース・カロライナ」型に続く,新設計の戦艦を建造する事にした。
 テイラー少将によって設計された「バーモント」型は外観的には「コロラド」型と類似しており,多少古臭く感じる。しかし,「ノース・カロライナ」型よりも強力な戦艦を目標に設計が進められた為,14in砲を50口径にし(米海軍は,「越中」型が53口径を採用しているという情報を掴んでいなかった),14門も搭載した上,防御力も「ノース・カロライナ」型を上回る。しかし,戦艦としての攻防能力は優れたものがあったが,その代償として速力が多少遅く,悪く見れば退化した感もある。しかし,国防総省,議会の双方が建造を承認し,1938年2月4日,めでたく竣工した。同級は4隻が同時に起工され,1941年12月25日に全艦が完成した。
 開戦後,速力の低さから旧式戦艦群と共に行動していた「バーモント」型4隻は,ガダルカナル攻略戦に4隻一緒に第65任務部隊を編成し,投入された。その中の第4次ソロモン海戦で,「バーモント」の最大のライバルである日本戦艦「越中」型4隻と遭遇し,激しい砲撃戦の末,2隻を撃沈し,1隻に損害を与えた。しかし,「バーモント」型も2隻沈没,1隻小破の損害を出した。撃沈されたのは「ミネソタ」「オレゴン」の2隻で,小破したのはネームシップであり,かつ旗艦でもある「バーモント」であった。
 戦後,機関の換装により30ktの発揮が可能となり,ようやく高速戦艦となった「バーモント」「フロリダ」の2隻は,アメリカに引き渡され「ユタ」と改名された日本戦艦「越中」と共に部隊を編成し,モスポールと改装を重ねつつ朝鮮,ベトナム,リビア,中東と転戦し,1992年に予備役入りした。現在は再びモスポール化されアラスカに保管されている。老朽化が激しく,恐らく前線復帰はもう無いと思われる。

製作者甚八のコメント・・・
「暗証コード「カレー」(爆)」

作画者かDo(も少しで海野土左衛門に改称)のコメント・・・
 甚八の糞馬鹿が↑のようなたわけたコメントしか残していないので,私から補足のコメントです。
 「越中」の方が八八艦隊艦をモチーフにしていたからということも無いですが,私としてはダニエルズ・プラン艦をモデルにしています。当初はレキシントンを念頭においておりましたが,描き終わった後に煙突の異常な細さ(確か直径3メートルちょい・・・)に気付き,慌てて太くしました。
 機銃のほうは,省略しています。しかし,一応付いていた事になっていますので,そこの所はどうぞよろしく・・・・・・
 でわでわ〜〜。
主任設計者:(財)郷研聯盟ゴムサンダル工業会雑務長 甚八
副設計者(作画):(財)郷研聯盟ゴムサンダル工業会会長 かDo(海野土左衛門)