日本海軍 護衛空母試案 仮称『6,600t級』

『6,600t級』

諸元

基準排水量 : 6,600t
全長    : 140.0m
全幅    : 50.0m(最大)
        36.0m(水線部)
吃水    : 3.7m
機関出力  : 115,000馬力
速力    : 34.5kt
兵装    : 25mm3連装機銃×8
搭載機   : 常用24機、補用12機
飛行甲板  : 長さ135.0m×幅40.0m
乗員    : 626名
その他   : 航空機昇降機2基、カタパルト無し


 今回は解説は簡略に・・・・。

 この仮称『6,600t級』のコンセプトは「排水量は小さく、飛行甲板は大きく」
です。
 このため、双胴空母という異色の設計となりました。
 また、要求仕様にあるように「極力短期間での建造が可能」であるように、
日本艦の同クラスでは比較的建造期間の短い「夕張」級の船体設計を流用して
います。「夕張」級は建造期間が約1年1ヶ月。船体構造を簡略化すれば1年
未満と見込めます。航空母艦の上部構造艤装が手間のかかることを見込んで、
建造期間は約1年と推測できます。
 飛行甲板長はわずか135m。しかし零戦の場合、発艦に要する距離は艦速24kt
で約85m。これに発艦待機場所を考慮にいれても飛行甲板長が135mあれば一応
運用可能です。艦攻などの大型機は運用が困難としても、今回の護衛空母の搭
載予定機は零観改造の複葉機。135mは充分な飛行甲板長と考えられます。
 また、この仮称『6,600t級』は艦速が34kt超と高速で発艦時の合成風速を稼
ぐことが出来、飛行甲板全幅が大きい(40m)ため発艦待機機を横に広く並べ
られるので発艦待機場所に要する全長を短く出来、相対的に発艦に使用出来る
滑走距離が長く取れます。
 飛行甲板面積が大きく取れることと比例して、格納庫面積も大きく取れるた
め、搭載機数も排水量の割には多くなっています。

 この仮称『6,600t級』・・・・、いえ「双胴空母」は、一応「夕張」級の船体設
計を使用することになっていますが、全長が5mほど短くなることを我慢すれば
防空駆逐艦「秋月」級の船体を流用することも可能です。
 また、若干排水量は増えますが、「天竜」級軽巡2隻を改装することで、建
造期間を思い切り短縮して、早急に「双胴空母」を1隻のみ入手可能となって
います。
 「天竜」級2隻を流用して建造した場合、艦名は「双竜」とでもなるのでし
ょうか?むぅ〜、「蒼龍」とダブってしまうわい(笑)。

 さて、ここまでは表向きのお話。
 正直に言えば今回の真のコンセプトは「見た目のインパクト」です(笑)。
 したがって、双胴船の難点となる、船体結合部のねじれ等はどこかにうっち
ゃってます(爆)。
 まじめに考えると技術的問題はボロボロ出て来ますので、この辺りで撤収!