全長…9.46m 全幅…12.00m
自重…2,850kg 全備重量…4,270kg
発動機…ブリストル「ハーキュリーズ」X空冷複列14気筒1,835hp
最大速力…655km/h 航続距離…1,200q(標準)・2,150km(過荷重)
上昇速度…5`52``/6000m 最大上昇限度…12,000m
武装…20o機銃×2,7.7o機銃×4,爆弾最大910kg
1940年11月,イギリス空軍は各社に次期制空戦闘機の発注を行った。これは,この
年に発生した本土防空戦,いわゆる「バトル・オブ・ブリテン」に起因するものである。
この戦闘により,イギリス空軍の戦闘機はドイツ戦闘機に対してやや劣るものであるとい
う事が分かった。今後の事を考えると,更に強力な機体が必要なのは明快であった。
そして,この戦闘ではドイツ機は航続距離の決定的な不足により,充分な活動が行えなか
った。ドイツと同じく航続距離の短い機体しかもたないイギリス空軍が,反抗作戦において
苦戦するであろう事も予測されその為に今までは要求の中に無かった「長い航続距離」も,今
回は盛り込まれる事となった。
因みに,この時イギリス軍は次世代の高速戦闘機として,タイフーンを試作している真っ
最中であった。だが,このタイフーンもまた,イギリス空軍を満足させる事は無かった。理
由は,高空性能の不足である。これにより,次期制空戦闘機の要目にも「高空性能の確保」が
明記された。
この要求に対し,ブリストルは自社の発動機「ハーキュリーズ」を使用した,割合小さめの
機体で応じた。既に熟成の域に達し、小柄だが出力もそれなりであるこの発動機の採用は、
機体の小型化にも繋がると考えられたのだ。
設計自体は手堅いものであり,1941年10月には,早くも初号機が宙を舞った。しか
し,その結果は全く持って不満なものであった。高空性能,そして速度性能のいずれもが要
求値を下回っていたのである。
原因としては,高高度における運動性能の鈍さ,そして発動機の出力低下である。この失
敗作に近い機体は,ランサーTと呼ばれる。ランサーTの発動機はランカスターの試作機な
どにも使われたハーキュリーズWと呼ばれるもので,低空での性能は素晴らしい物であった
が,高空の性能がまるっきり不足していたのである。
そこで、ブリストルは過給器を更に強力にしたハーキュリーズXを開発し、これを搭載す
る事にした。そして、主翼を高高度での運動性を重視した高アスペクト比のものに換装した。
発動機換装にともない、主翼の位置も変更された。
飛行試験の結果、最大速度は要求値に達していなかった。だが、上昇力は素晴らしいもの
があり、6000mまで駆け上るのに、6分を必要としなかった。そして、航続距離も充分
要求を満たしていた。
高高度での運動性能は、設計し直した主翼の効果もあり、良好と判断された。懸案事項だ
った発動機も実用上問題無い出力を発揮し、高高度性能という問題もクリヤーした。
◎製作者後書き
ども、海野土左衛門です。
今回のこの「ランサー」、コンセプトを一言で言うと、「ハーキュリーズ積んでどこまで
できるかなぁ?」という、死ぬほど安直なものです(笑)。
事の発端は、掲示板で冗談半分に「ハーキュリーズでやってみよーかなー?」ってカキコ
した所、胃袋さんが「やってみなさい(笑)」とおっしゃったため、悪乗りした次第です。
でも、実を言うとイギリス機を作成したのは今回か完全に始めて、資料も「航空機名鑑」
ただ一つという物凄い悪条件の中、完成は延びに延び、期限を完全にオーバーしてしまいま
した。
まぁ、悪いのは全て2000年問題であり、資料の不足であって決して私のせい・・・
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すんません完全に私のせいです。悪いのは、チャットにかまけて歌唄って騒音公害と化し
ていた私です。
胃袋さん、ご迷惑かけて、申し訳ありませんでした(_ _)。
では、これ以上だらだら書いていたら1日どころか2日目に突入してしまうので、やめま
す。
私の駄文を読んでいただき、誠に有難うございました。そんな貴方に・・・最敬礼!(−−ゞ
自分の部屋のパソコンで親の目を盗みつつ、布団に包まりながら・・・(−−;;
海野土左衛門
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