
諸元 基準排水量 : 10,000t 全長 : 202.99m 全幅 : 20.11m(船幅) 23.16m(最大) 吃水 : 5.79m 主機/軸数 : 蒸気タービン4基/4軸 主缶 : ホワイト・フォスター式水管缶8基 出力 : 107,000馬力 速力 : 32.5kt 航続力 : 10,000浬/15kt 兵装 : 203mm55口径3連装砲×1 127mm25口径単装高角砲×6 533mm3連装魚雷発射管6基 搭載機 : 24機 飛行甲板 : 全長156.05m×全幅23.16m 装甲 : 舷側 76mm(最大) 甲板 38mm(最大) 砲塔 64mm(最大) 飛行甲板 38mm(最大) 造船官A「やっぱり航空母艦に水雷突撃をさせるのは無理があると思うぞ」 造船官B「……だから、この艦は空母では無くて、 『航空偵察力増強型水雷巡洋艦』なんですよ」 造船官A「まあ、艦種の話は脇に置いておいて、要求仕様との適合性を 確認しようか。まずは偵察」 造船官B「まったく問題ありません。何しろ『航空偵察力増強型巡洋艦』 ですから、多数の搭載機を偵察に使用できます」 造船官A「次、護衛」 造船官B「護衛、襲撃、駆逐艦群の旗艦任務はまとめて 説明しちゃいましょう。強力な雷装、一応の砲兵装、30ktを 越える速力で、充分な戦闘力を保持しています。 砲力に難を覚えるかも知れませんが、前方砲力8インチ3門は 水雷部隊旗艦としての前路啓開用としては充分と考えます」 造船官A「あとは陸上砲撃」 造船官B「前述同様、8インチ3門で充分です」 造船官A「確認するが、砲戦時の弾着観測はどうする? この艦には観測艢は無いぞ?」 造船官B「それこそ搭載機を弾着観測に使用すればいいんです」 造船官A「残りは重要な点だ。『国威の顕示となる美しい船体』と いえるのか?こんな『つるぺた』な船が」 造船官B「その表現は敵を作りますよ。『フラット・トップ』と 訂正してください。 あなたにはこの『機能美』が理解できないんですか?」 造船官A「……貴官とは美的感覚が根本的に食い違っているようだな。 まあ、この船を美しいと考えるかどうかはクライアント次第だ」 造船官B「私も同感ですね」 造船官A「何処かで大きな間違いをしでかしているような気もするが、 一応仕様は満たしているようだな。 ……確認するが、この艦は航空機を搭載してこそ価値がある 艦だな?」 造船官B「主戦兵装、という訳ではありませんが重要な兵装であることに 間違いはありません」 造船官A「……やっぱり、この艦は空母だと思うぞ」 造船官B「だからぁ、この艦は空母では無くて、 『航空偵察力増強型水雷巡洋艦』なんですってば」 造船官C「・・・・・・一体、何をもめているんだ?」 造船官B「あ、実はですね……」 …………………… 造船官C「……だいたいの話はわかった。 だが、航空母艦に水雷突撃をさせるのは無理があると思うぞ」 造船官B「だからぁ、この艦は空母では無くて、 『航空偵察力増強型水雷巡洋艦』なんですってば」 ※無限ループ |