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基準排水量:9,975トン 全 長 :192.8m 全 幅 :18.2m 喫 水 :5.5m 軸 数 :4軸 主 機 :艦本式オール・ギヤードタービン 4基 主 管 :ロ号艦本式缶(重油専燃) 12缶 出 力 :120000馬力 速 力 :36.5ノット 燃料搭載量:重油2800トン 航 続 力:16ノットで8000浬 兵 装 :203o50口径3連装砲塔 2基(第2,3砲塔) 203o50口径連装砲塔 1基(第1砲塔) 127o45口径連装高角砲 4基 12.7o3連装機銃 6基 61p水上魚雷発射管3連装 8基(次発装填装置付き)計24射線 水上機 14機(予備機含む、Max) 装 甲 :水線 95o(Max)、甲板 46o(Max) 砲塔 125o(Max)、司令塔 110o(Max) 乗 員 数:854名 1922年1月1日、イブクーロ王国海軍の設計仕様発注を受けた日本海軍は設計費が全額出ることに目を付け、今回の設計に関して自軍の次期主力巡洋艦のテストベットにする事を密かに決定し、設計中であった「古鷹」の設計を全面的に改正、拡大し世界最強の重巡を完成させようとしたのである。 建造が決定すればさらに多くのデータを得ることができるため、日本海軍は投入できる技術力のすべてをつぎ込んで設計をおこなった。 なお同年11月に起工予定であった「古鷹」級はキャンセルされ、本設計を元に再設計されることとなった。 兵装 主砲は新型203o50口径砲を3連装砲塔2基、連装砲塔1基、計3基8門を艦前部に集中搭載した。3連装砲塔を搭載したのは、次期主力巡洋艦への採用に当たっての使用実績を見るためと思われる。日本海軍製巡洋艦ではこれまで砲塔に装甲がほとんどなく、砲塔とは名ばかりの砲室でしかなかったが本級には必要十分な物が与えられていた。これと同時に、砲塔重量の増加にあわせて砲塔旋回装置の能力向上もおこなわれた。 艦尾には、水上機の搭載スペースとなっており火器を搭載していない。 補助砲は新型127o45口径高角砲を連装で4基8門装備している。これは、イブクーロ王国での航空機優勢論(?)をうけて航空機への対策として搭載されたものである。さらに、12.7o3連装機銃が6基装備されており、少しでも受けをよくしようと言うところが見られる。 水雷は、計画当初3連装水上発射管は4基であったが、重雷装艦の実験もしてしまおうということで、水上発射管を8基搭載する事となった。搭載魚雷には前年に制式化されたばかりの八年式二号61p魚雷が搭載された、これを開発中の3連装発射管(後の十二年式3連装61p水上発射管)8基に納められ片舷4基12射線、両舷で24射線を形成し次発装填装置付きと言うかなり贅沢な作りとなっており、八年式魚雷は総数で56本搭載されている。 装填済み3×8=24 次発3×8=24 予備8 計56本 船体 船形は艦首艦尾の必要な高さを結んだ平行板型に近い形になっており、全長と全幅の比率は10.5:1とかなり細めの船体となっている。 主甲板は最大46o厚のNVNC鋼、水線部舷側装甲は最大95o厚のNVNC鋼で15度傾斜して取り付けられ、テーパーしつつ水線下まで続いている、水線下は水中防御用のバルジが初めて設けられ、さらに間接防御を高めるために防水隔壁の細分化が行われており従来型より高い生存率をもたせてある。 機関 機関配置は日本海軍設計の艦艇で初めてシフト配置を採用した。 主缶はロ号艦本式重油専燃缶を2缶ずつ6つの缶室に分け、合計で12缶搭載している。 主機は海軍が再び設計・制式化した艦本式オール・ギヤードタービンを2基ずつ、第3缶室と第4缶室の間、第6缶室後方に2つの機械室分け、合計4基搭載している。 計画当初100000馬力で35.5ノット航続距離7500浬(巡航16ノット)を予定していたが、缶の蒸気条件の改善等をおこなった結果、出力、速力、燃費等が向上し出力120000馬力、速力36.5ノット、航続距離8000浬(巡航16ノット)となった。 航空艤装 艦尾、水上機搭載スペースに露天駐機で10機、カタパルト上に2機、予備機として分解状態で2機、計14機の搭載が可能である、通常はカタパルト上には搭載せず12機での運用を想定している。当初の計画では格納庫が設置される予定であったが、3連装水上魚雷発射管の搭載数が4基から8基に変更になり、格納庫スペースに魚雷発射管が設置されたため、格納庫は計画から外れてしまった。当初の計画通り建造されていれば格納庫にさらに7機の航空機が搭載され最大21機になる予定であった。 カタパルトは新規に開発することになり、今後の航空機の大型化に対応するために射出能力はかなり余裕を持って設計されることになった。 その他 艦橋構造物は、これまでの日本艦に見られない形状であり「古鷹」級の設計思想を受け継いだようである。 その他には、高速航行中での転舵時に起きる横傾斜の大きさが問題となっており、傾斜の制御と旋回半径の縮小を狙って外方に傾斜した2枚舵を採用した。 まとめ これだけの多彩な装備をおこないつつ10,000トン以内に排水量を押さえたのは設計の妙技としか言いようがない。 攻防ともに従来型巡洋艦を完全に凌駕している(日本海軍で起工予定だった「古鷹」級すら凌駕している)。しかし、排水量10,000トン以内では十分な装甲防御を与えることは出来ないため、防水隔壁の細分化、機関のシフト配置、などこれまでの日本巡洋艦では見られないほど間接防御を重視して設計されていた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 制作者のJTです。 今回の「競争試作」はかなり悩みました、純粋な砲戦型にするか、火葬にするか(爆 結局火葬に限りなく近い物になってしまいましたが、水上戦闘爆撃機の要求もあわせて出ていたので航空巡洋艦にしてみました。 それだけではおもしろくないので、日本海軍の実験艦にして(イブクーロ王国海軍には内緒です)、3連装砲塔、重雷装、航空巡、間接防御の実験をかねると言うコンセプトで作りました。 ただ、排水量が1万トンを超えており、トップヘビー気味な気がします、ただ排水量は条約破りの常連の日本海軍ですから(爆、公式には1万トンと言うことなんでしょう、その辺は大目に見てください。 魚雷誘爆したら、きっと一撃で沈むでしょう(^^;; 今回は忠実の歴史がない国なので戦記が全然思いつかなかったです(^^;、 ではでは、誤字脱字はご勘弁くださいm(_ _)m |