グラマンOFTー7

グラマンOFTー7

諸性能
・最高速度  305キロメートル(高度3500メートル)
・巡航速度  240キロメートル(高度3000メートル)
・航続距離  1050キロメートル(爆弾又爆雷搭載時)
・乗   員  1名
・武   装  7・7ミリ機銃2丁・50キロ爆弾4又50キロ爆雷(燃料を減らせばさらに各2個搭載可能)



・イブクーロ空軍の要求に答えるべくイギリス・アメリカの航空機会社各社が競って計画書を提出を提出。その中で一番先進的でかつこれからの性能向上が効果がありそうな機体がアメリカグラマン社の「XOFT−7」であった。他社が第一次世界大戦時に出てきそうな機体であったのにたいしてグラマン社が提出した機体はまるで後に誕生する「F3F」を水上機にしたような形だった。
 これは主任設計者ジョン・アランが前から考えていた機体で、いつか実現したいと思っていたのである。そこにこの計画が入ってきたのだから彼は喜び勇んだ。しかし、あまりにも先進的な機体だったので、技術的な問題が山積みだった。まずエンジンをどうするかであった。当然今までのエンジンは使えない。しかしこれは現在開発中のエンジンを急ピッチで完成させるということで何とかなった。機体もできるだけ滑らかにし、空気抵抗を軽減、そのほか様々な問題をクリアーし、1926年初飛行にこぎつげた。
 ところがこともあろうに離水し、上昇に転じたとたん「ガタッ」というおとがしたのである。しかし、飛行は続行され、いざ着水しようとしたとたん、主フロートが空中分解してしまったのである。原因は主フロート取り付け部の強度不足だった。直ちに不良個所を修正。5ヶ月後無事各種飛行テストを完了した。1927年4月1日、グラマン社にイブクーロ空軍より正式採用したいという通知がきたのである。会社全体が喜びの渦になり、ジョン・アレンは同僚から胴上げをうけたのである。翌月から本機の量産が開始された。