蒼空の果てに 目次へ

保存掲示板〔11〕16-7-1⇔ 16-7-31

[339] 人を探しています。 投稿者:中渡瀬譲治 投稿日:2004/07/04(Sun) 02:59:24
1926年生まれの金本光弘さんをご存知の方、いらっしゃいませんか?
第1期特別幹部候補生(飛行)として訓練を受けていらっしゃったれたそうです。
福岡県田川市後藤寺の生まれで、家族の方も「きっと大刀洗で訓練を受けていたの
だろう。」と思っていらしたそうなのですが、最近になって残された写真が出てきて、
「松山」にて訓練を受けていたようだと言う事が分かったそうです。
どなたか、ご存知の方いらっしゃいませんか?


蒼空 > 私は同じ田川郡でも方城の田舎育ちで、後藤寺は詳しくありません。貴殿が既に
調査されている以上の資料はありません。悪しからず。
 http://www.interq.or.jp/guitar/jo-jo/tagawa/ (2004/07/04(Sun) 06:18:09)
蒼空 > 金本光弘氏の消息について、山中真由美さんから当掲示板〔318〕に書き込みが
ありました。参考までに。 (2004/07/04(Sun) 08:51:08)


[341] Thank You Very Much! 投稿者: Bill Gordon 投稿日:2004/07/04(Sun) 08:39:42
永末様

お元気でいらっしゃいますか。私の特攻隊に関しての研究旅行には、とてもご親切に
詳細なスケジュールを立ててくださったり、たくさんのいろいろな方々にお話を伺う機会
を作ってくださったりと、本当にありがとうございました。
この旅はとても素晴らしい経験となりました。
今回のたくさんの素晴らしい人との出会いとそこで学んだ経験は、将来にわたり、私自身
の人生で貴重な思い出として一生残ることと思います。心よりお礼を申し上げます。
大変お世話になりありがとうございました。皆さんから暖かいおもてなしで迎えていただき、
心から感謝いたしております。今年の旅はお陰様で忘れがたい体験となりました。

以下は私が訪問した場所です。
そして、[ ]の中のお名前はじかにお会いして研究にお手伝ってくださった方々です。

5月16日 - 江田島旧海軍兵学校教の教育参考館
6月12日 - 大津島回天記念館[山田様]
6月13日 - [甲飛14期生 - 管年昭二様、後藤基次様、大松正敏様、永田博様、
嘉村典昭様、平島哲美様、小泉辰彌様、田村宣昭様、飯盛亮一様、安武清蔵様、
羽田敬二様、打越豊一様、山田光彦様]
6月14日 - 大刀洗平和記念館[楢崎マサ子様、福田重彦様、熊本多恵子様、
甲飛12期生 - 藤嶋昭様、喜島敏光様、杉山省治様]
6月15日 - 十三塚原特攻基地慰霊碑(第二国分)、第二国分基地特攻資料展示
[岩元喜吉様]
6月16日 - 鹿屋特攻隊戦没者慰霊塔、鹿屋神雷桜花慰霊碑
[内山勇雄様、西田忍様、肥田真雄様]
6月17日 - 鹿屋航空基地資料館、掩体壕[内山勇雄様、西田忍様、松永幸雄様]
6月18日 - 串良海軍航空出撃戦没者慰霊塔[内山勇雄様、西田忍様]
- 鹿児島市基地慰霊碑[軸屋昭二様]
6月20日 - 加世田平和祈念館[畦元直様、大田計佐治様、上塘徳晃様]
6月21日 - 知覧ホタル館(富谷食堂)[村永正人様、鳥浜はつよ様]
6月22日 - 知覧特攻平和会館
6月23日 - 宮崎特攻基地慰霊碑[藤岡義貴様、川風良平様]
6月24日 - [長浜敏行様、鈴木克美様、白子裕子様]
6月25日 - 大分市予科練資料館、大分基地特攻隊慰霊碑
[鈴木克美様、行時正美様、川野喜一様]
6月26日 - 宇佐特攻基地忠魂碑、掩体壕、宇佐航空隊の世界の展示会
[桐畑正寿様、鈴木克美様、小野多守様、佐藤勝様、井上治廣様]
6月29日 - [平岡健哉様]
7月1日 - 茨城県阿見町予科練記念館[畠山昭一郎様]
7月2日 - 靖国神社、遊就館[鶴田守治様、三浦岩雄様、後藤重雄様]

同期の皆様から多くの資料をいただきました。そのいただいた本、記事や記録などは
私の制作している特攻隊に関してのホームページにとても役立つということは疑う余地
もありません。それと共に、その方々の経験談を聞かせていただき、とても勉強になり
ました。
本当にありがとうございました。お陰様で、特攻隊に関してのいくつかのページはもう
既に完成いたしました。
でもまだまだしなければならない事がありますので公開は12月を予定しています。

終戦からもう60年程経っていても、皆さんが互いに強い絆を持っていることに私はとても
感動いたしました。 戦争という悲劇が二度と起こらないことを強く願う元特攻隊員の
皆さんにたくさんお会いしました。

国の為や家族の為に、そして自分の命までもをなくするかもしれないと知っていて、特攻
に志願していった青年の皆さんの姿には、私自身非常に心打つものがありました。
ほとんどのアメリカ人はそのことを全くといっていいほど知りません。ですからこれからの
一つの目標としては、永末さんの英訳のページと私のホームページを通して、もっと多く
のアメリカ人に特攻隊についての事実を知ってもらおうということです。

永末さんのホームページに記載されている、遺族の皆様に関しての英訳を2004年2月
から始めた時には、その遺族の方々にお会いしたりそのホームページに記述された場所
を訪問したりするとは夢にも思ってもいませんでした。
6月14日に福田さん、熊本さん、楢崎さんにお会いした時に、十三塚原特攻基地慰霊碑銘
に刻まれた福田周幸さん、串良の慰霊碑銘に刻まれた弥永光男さんのお名前を拝見した
時には、その亡くなられた特攻隊員とまるでお会いしているかのような錯覚に陥る程の
親近感を感じました。福田周幸さんと弥永光男さんのホームページの内容はとても素晴ら
しいと思いました。
福田周幸
日本語 - http://www.warbirds.jp/senri/08tubasa/08fukuda/index.html
英語 - http://www.warbirds.jp/senri/19english/izoku/08/izoku08.htm
弥永光男
日本語 - http://www.warbirds.jp/senri/08tubasa/11narasaki/index.html
英語 - http://www.warbirds.jp/senri/19english/izoku/11/izoku11.htm
遺族も皆様を通して、特攻隊のことをたくさん知ることができます。

ところで、国分に行った時に、特攻慰霊碑碑銘の著者(岩元喜吉さん)にお会いすることが
でき本当に感激しました。以下の碑銘はとても興味深いです。

   鎮 魂

 白雲にのりて    
    君還りませ   
   さくらのそよ風
  菊のかおり
   あなたの守り給える
   ふるさとは  いま 
   平和に
   満ちています 
昭和五十四年四月六日

Repose of Souls

Rider in the white clouds
Please return
Cherry blossom breeze
Scent of chrysanthemums
Giving your blessing
Your hometown now filled
With peace

April 6, 1979

今回お会いした多くの方々は、現在の自爆テロリストと日本の特攻隊についての違いにつ
いていろいろとお話してくださいました。日本とアメリカのマスコミはその件についていろいろ
と論じているようですが、その二つの行為は全く異質なものだと私は確信しています。
日本の特攻は民間人相手ではなく戦争中に敵の軍人に対しての攻撃でした。ですからテロ
を引用して特攻を批判することは間違いで、特攻はテロと違って戦争中に一つの作戦として
存在したのだと思います。

今年の12月までには特攻隊に関してのホームページが完成する予定です。他の資料を集め
たり批評を書き終えるまでもう少し時間が必要ですので、ホームページの公開はお待ちいた
だきたいと思っております。今から12月までそのホームページに専念するつもりですので、
12月までは永末さんのホームページの英訳の進行はとても遅いと思います。
ご理解の方よろしくお願いいたします。

皆様のご協力の中、今回の調査で充分すぎる程の資料が集まりましたが、是非私に付け加
えてほしいというものがありましたら、何なりとご連絡いただけるとありがたいと思います。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。皆様にくれぐれもよろしくお伝えください。

Warmest wishes,
Bill Gordon

45 Midway Drive
Cromwell, CT 06416
USA
william.gordon@pw.utc.com


蒼空 > 無事のご帰国をお祈り致します。また、ご協力くださいました皆様に厚く
お礼を申しあげます。 (2004/07/04(Sun) 09:47:41)


[342] 涙。。。 投稿者:昭和33年生 投稿日:2004/07/04(Sun) 22:53:59
偶然、このホームページを見ました。
遺書で母親が作ったおはぎを長旅でダメにして特攻前の息子に
食べさせられなかったを読んで涙が止まりませんでした。
60年前にこんな世界があったことが信じられません。
以前、父親が紫電改を学徒動員で作製していた話を思い出しました。
今の日本は何か大事なものを失っているような気がしてなりません。
とりとめない話で失礼しました。


蒼空 > 特攻の真実を末永く語り継いでゆきたいと思います。 (2004/07/05(Mon) 06:07:21)
昭和33年生 > このようなまとまったホームページ語り継がれることが大事と思います。
(2004/07/06(Tue) 22:45:44)


[344] 最後の特攻隊員について 投稿者:吉田紗知 投稿日:2004/07/05(Mon) 16:23:32
こんにちは。
メールのアドレスを急遽変更しましたので、こちらに書き込みいたします。 
先日、財)特攻隊員戦没者慰霊平和祈念協会にも協力をお願いしたのですが、宇垣特攻は
「特攻戦死として該当しません。」との回答で少しがっくりしてしまいました。確かにそうかも
しれませんが、何か少しでも情報があればと思ったのですが。。。
  自分で調べた範囲では、作家の豊田穣さんと戦友だったらしく、「宇垣指令長官突入す」
という短編に正夫氏について少し載っているようです。ただ、絶版になっている本が多く、
ネット上で数冊購入予定ですがどの小説の短編か分からないので、分かる方がおりましたら
ご連絡ください。
  紺碧の海さんへ:メールありがとうございます。
せっかくメールをいただいたのですが、私のパソコンが動かなくなってしまいましたので、
もう一度こちらに送っていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。


蒼空 > 701空時代でなく、予科練や飛練当時の話なら生存同期生に連絡すれば聞けると
思います。でも皆さん高齢です。 (2004/07/06(Tue) 10:14:53)
蒼空 > 大井空時代乙飛17期は大勢いました。連絡のつく石井氏は操縦員なので、偵察員の
方とは縁が薄いようです。 (2004/07/08(Thu) 06:56:13)
紺碧の海 > 「特攻戦死として該当しません」は残念でしたね。私の場合は菊水1号作戦で
直掩機で亡くなった方のことを気にかけています。 (2004/07/15(Thu) 09:24:26)


[347] 暑中お見舞い 投稿者:ゆ〜ク〜 投稿日:2004/07/08(Thu) 14:57:33
こんにちは。
毎日暑いですね。蒼空さま、お元気ですか? ご無沙汰しています。
実は、先週鹿屋資料館に出かけました。母、妹夫婦、弟夫婦の6人もの大所帯で
父の飛行帽やマフラーなどを持っていったのです。
几帳面な性格だったので、比較的きれいに保存されていました。
とはいえ、60年程たっているので持って行ってもご迷惑かしら・・
と母は気にしていましたが・・・

>吉田紗知さま
メールをさせて頂いたゆ〜ク〜です。
もう少し早ければ父から何か聞けたかもしれないですね。
残念です。お役にたてなくて


蒼空 > もうそろそろ梅雨明けですね。そして、8月15日がやってきます。 (2004/07/08(Thu) 16:03:10)


[348] はじめまして 投稿者:竜樹 投稿日:2004/07/12(Mon) 18:17:16
竜樹と申します。
貴殿の孫の世代にあたる者です。

貴殿のHP、拝見させて頂きました。
先の大戦では、わたくしの大事な方も亡くなりました。
彼らの意志を受け継ぐことが、わたくし流の慰霊だと認識しております。

今後とも何卒よろしくお願い致します。


蒼空 > こちらこそよろしく。ごゆっくりお読みください。 (2004/07/12(Mon) 20:53:04)
竜樹 > ありがとうこざいます。大変勉強になっています。歴史の真実が学べる貴重な
HPだと認識しています。 (2004/07/18(Sun) 17:02:49)


[349] はじめまして 投稿者:武藤 投稿日:2004/07/25(Sun) 00:56:35
 HP,拝見させて頂きました。
私の祖父の事が知りたくて色々と検索しておりましたところ、たまたま名前が一致し
ましたので、もしかしたらと思い拝見させて頂きました。
自宅に当時の写真は残っているのですが、どんな事をしていたのか詳しく知りたいと
思います。祖父は福岡県出身で武藤廣喜と申します。
HPに載ってた方は別人でしょうか? 間違っていれば大変失礼なのですが・・・。


蒼空 > 御免なさい。武藤さんのお名前はHPの何処にありましたか? 
同期生ではないと思います。 (2004/07/25(Sun) 06:57:43)
武藤 > ヤフーで検索し、飛行隊長武藤少佐の説明とあったのでこちらの (2004/07/26(Mon) 07:33:59)
武藤 > すみません、途切れてしまいました。
HPを見せていただいたのですが、やはり違うようですかね? (2004/07/26(Mon) 07:37:34)
蒼空 > 903航空隊の飛行隊長、武藤少佐は北九州市八幡東区の方です。私も福岡県の
出身ですから、詳しい経歴が分かれば調査に協力致します。 (2004/07/26(Mon) 17:20:32)
武藤 > すみません間違えて上にかきこんでしまいました。ありがとうございます。しかし、
北九州ではないと思うんですが、アルバムの中に航士53期・武藤少佐・虎部隊・菊水隊等
が書いてありました。偵察をしていたのでしょうか、色々そのような事も書いてあります。
マメな性格だったようでアルバムに沢山の戦友の名前やその方のサインまで書いてあるの
ですが、どの様に調査してよいのかわかりません。 (2004/07/26(Mon) 21:54:35)
蒼空 > 903空の、武藤少佐とは名前が違います。航士53期とは陸軍航空士官学校と思います。
53期なら階級は合致します。陸・海軍の区別はアルバムを見れば分かります。メールください。
近くなら拝見にお伺いします。 (2004/07/27(Tue) 06:36:42)
武藤 > 自宅は奈良市なんです。多分陸なんだと思いますが・・。亡くなる前はよく話を聞いたの
ですが、わたしも幼くて興味がなかったので・・。今頃になって知りたくなってしまいました。
(2004/07/27(Tue) 22:38:15)
さくらい > 武藤廣喜様は、陸軍航空士官学校53期生で、終戦時、独立飛行第16中隊長
(100式司偵)を務められています。私のHPのトップページからメールをいただければ、
もう少し詳しくお知らせできると思います。 (2004/07/29(Thu) 02:07:06)
蒼空 > さくらい様  ありがとうございました。 (2004/08/04(Wed) 11:13:49)


[350] 最後の特攻隊員について 投稿者:吉田紗知 投稿日:2004/07/26(Mon) 17:10:16
こんにちは。
皆様のご協力により、いろいろな方向から少しずつですが、
大木正夫の足跡をたどる手がかりをつかむ事が出来ました。
本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。

財団法人特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会から、私兵特攻のため、
特攻戦没者名簿には載っていないとの連絡を受けましたが、
大分飛行場にある「碑」に大木の名前が確認できたということもあり、乙飛17期の方の
連絡先を教えて下さるなど、ご協力いただきましたことを申し添えます。


蒼空 > お役にたてず御免なさい。今後とも何なりとご相談ください。 (2004/07/26(Mon) 17:26:19)
吉田紗知 > 蒼空さまがwarbirdsの掲示板を→土屋ニ飛曹さまが防衛研究所を教えて
下さり→防衛研究所で神野さまにお会いし→乙飛17期会長様と連絡が取れました。
このような幸運に恵まれ、大変嬉しく思っております。また、秦郁彦先生から返事が届き、
不時着された方(川野・二村様)の連絡先を教えていただきました。昼休みに川野さまの
ご自宅にお電話しましたところ、ご健在でいらしてお話をすることができました。
皆様のご協力と幸運を無駄にしない為にも、大木正夫のためにできるところまで記録して
いきたいと思っております。
(2004/07/27(Tue) 17:27:50)
蒼空 > 〔347〕の「ゆ〜ク〜」さんは、二村君のお嬢さんです。 (2004/07/27(Tue) 19:53:45)
ゆ〜ク〜 > (^_^)/ 紗知さん、良かったですね。川野様によろしくお伝え下さい。
(2004/07/30(Fri) 03:46:10)


[351] 私事ですみません 投稿者:時代の日本人 投稿日:2004/07/28(Wed) 13:20:17
保存掲示板のページで流れている曲は何ていう題名でしょうか?くだらない質問ですが、
よろしくお願いします。


蒼空 > アメリカの軍歌「ジョニーが帰ってくるとき」です。 (2004/07/28(Wed) 17:56:53)


[352] 初めまして 投稿者:片山進悟 投稿日:2004/07/30(Fri) 03:20:28
初めまして、片山と申します。今日インターネット検索をしていて貴ページを訪問させて
頂きました。そして驚いたことに、ゴードンさんの名を発見し、お便りしてみたくなりました。
どのような経緯だったか忘れましたが2年ほど前、彼から特攻隊のことについて教えて
欲しいとメールが来まし。何もして差し上げられませんでしたが江田島、鹿屋に行って
みるようにと提案などさせて頂きました。今後も論文を書く上で必要なお手伝いをさせて
頂くつもりでいます。貴ページの英文ページはまだ読ませて頂いていませんが、時間を
みて読ませて頂きたいと思っています。
遅くなりましたが私は特攻隊の方々の御意志を継ぎたいと志して海上自衛隊の飛行機
乗りになりました。小月で操縦教官をしておりました10年前に中途退官してアメリカに
来ました。後身のために、事実を記録に残して下さるご努力に感謝します。一日も早く
日本が本来の姿に戻ることを祈るものです。
また、永末様のご健康のためにもお祈りさせて頂きます。


蒼空 > 私は航空自衛隊に停年まで勤めました。海自に入隊した同期生もいます。
「自衛隊こぼれ話」もご一読ください。Mr. Gordon との経緯は「翻訳の窓口」に記載しております。
(2004/07/30(Fri) 07:01:01)
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