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自衛隊こぼれ話

      郷土の格言。

明けぬ夜と上がらぬ雨はない。 (物事には必ず転機がある) 朝焼けはその日の雨。 (朝焼けの日は雨になる) 朝雷に川越すな。 (朝雷は大雨になる) 朝雷は梅雨の明け (梅雨末期には雷が鳴る) えんどうに蚕豆 鰹の煮出しに 卵の丸焼き あんまり食べると お腹が痛くなりますよ(過食の戒め) 春に三日の晴れ間なし (春の天気は長続きしない) 半夏生水(ハゲミズ) (梅雨末期に降る大雨) 秋の夕焼け 鎌を研げ 夏の夕焼け 川越すな。(秋の夕焼けは晴れの印、夏の夕焼けは大雨の兆し。) 一、に健康。二、に気立て。三、が頭で。四、に顔。(嫁選びの基準) 一、引き(コネ) 二、ワイロ 三、成績。(就職の要件) 一番座敷に二番風呂。  (風呂は最初に入るとお湯が硬い。だから、お湯が柔かくなる二番目の方がよい) 親は苦をする、子は楽をする、孫は河原で非人する。(長者三代の戒) 親の意見となすびの花に千に一つの空(アダ)はない。(茄子の花は胡瓜や南瓜と違い空花はなく必ず実を結ぶ) 汽車(4km離れた所を走っていた)の汽笛が近く聞こえるときは雨になる。 迫田圃のお米より、岩屋のお米が美味しい。  (冷たい谷川の水で育てた岩屋の米は、堤の水を使う迫田圃の米より美味しい。   近年ブランド米が流行しているが、寒冷地新潟と温暖な九州地区では、同じ 種籾を使った米でも味は違う) 申・酉・八日にもの裁つな。(申の日・酉の日・八日に始めた仕事は成就しない) 冬正月の年は寒い(冬正月とは、立春より前に旧正月がある年) 小寒の雪が大寒に溶ける。(小寒より大寒の方が暖かい) ツバメが低く翔ぶときは雨が近い。 十(とお)で神童十五で秀才、二十(はたち)過ぎれば並の人。 長瀬の夕晴れ。(長雨の場合、夕方には一時薄日がさすことが多い) 六日のあやめ、十日の菊、葬儀すぎての医者話。(すべて手遅れ。後で気のつく癲癇病) 春に三日の晴れ間なし。(春の天気は長続きしない) 東からの雨と西からのヒユウトリ(日雇)は来ん(来ない)。 庄屋の娘も口説かにゃわからん。(高根の花と最初から諦めたら、物事は成就しない) 「わりかた」つければ馬鹿でも利口。  (「あの子、わりかた賢い」と言えば、本当は馬鹿だが見所もあるとの意味) 夜道に日は暮れん。 人の口に戸は立てられん。
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[AOZORANOHATENI]