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参照

戦闘綱要

第一篇 戦闘指揮

第二章 諸兵種の運用及協同

 第二十九

師団長は 師団砲兵の使用に関し 通常 配置の概要、所望の火力 要すれば其目的 及 歩、砲兵協同の基準となるべき事項 要すれば弾薬補充等に関し 命令するものとす

砲兵の配置は 成るべく同一陣地より戦闘の経過に伴い適時必要なる方面 就中 決戦を企図する方面に 砲火の最大威力を発揮し得るを要す 而して常に各種火砲の特性を発揮せしめ 且 適当なる放列陣地 及 良好なる観測陣地を求むるの外 射撃準備 及 弾薬補充に便なること等を顧慮すること肝要なり

所望の火力を指示するには 火力を発揮すべき時期、場所 及 所望の効果を明ならしむるものとす 而して状況に応じ適時之を概示し 或は単に射撃すべき方面 及 其兵力のみを示すことあり

師団長は砲兵をして適時其威力を有効に発揮せしむる為 為し得る限り 準備に必要なる時間を与え 又 勉めて砲兵戦闘に必要なる情報の収集 及 射撃観測の為航空機等所要の機関を配属し 或は協力せしめ 若は自己の得たる情報中砲兵の行動に資すべき事項を通報する等 適切なる援助を与えること肝要なり

砲兵は戦闘一般の部署に依り 掩護せらるるを通常とするも 状況に依り 砲兵に特別の掩護隊を附することあり