ベル Pー39 エアラコブラ

ベル Pー39 エアラコブラ 1940

液冷エンジンを操縦席後方の胴体中部に配することで、機体の横軸まわりの慣性能率 を小さくして戦闘機としての運動性を良くし、かつそこから延長軸をだして機首 のプロペラを駆動する型式にすることで、その延長軸内に大口径の機関砲を装備し たモーターカノン型式の革心的な機体です。

だが根本思想は理想主義的であっても技術がそれに伴わず、せっかく高速機むき の基本形態の利点をいかしきれず、また当初予定していた排気タービンも装着できず 高空性能の貧弱な低空用戦闘機となってしまいました。



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