飛行機の保存と運搬について


関連 忘れられた老兵たち
まだちょっとしか読んで無いのですが、
保存と運搬の項目で、私も苦い思いでが有るので
ここにメールいたします。
(所沢に有る博物館だったと思います。)

一番悲しい現実として、博物館の職員に航空機を
整備できる人が一人もいませんでした。
(機体は全部以来で補修するそうです・・・)
まぁ、職員に整備士がいないのは簡便して(?)
置きましょう。しかし、ここの館長何を勘違いしてる
かと思う事が、現地入りしてから組み立てまでの
間に出るわ出るわ。

まず、保管格納庫の中にかなり興味を引く機体が
ごろごろ・・・(何故にこちらを展示しない)
記憶をたどりますが、中には第二次大戦の機体の
残骸も有り、私たちは何故こちらを展示しないのか
理解出来成った事。

そうそう運搬についても、機体に合ったトレーラーが
日本では探すのが不可能です。
しかもトレーラーの運チャンこの機体運んだ事ないと
来てました。(博物館になんで滑走路無いねんとも
思ったと思います、それか、ヘリで運んでも良いのでは
との意見も、しかし、物理的に不可能、金額の問題より、
折角組んだ機体をまた、全部ばらして博物館入り)
ここで思うのですが、もし航空機の知識が無い人が
運搬をしたら・・・結果はHPで言われてる事が
起きると思います。(素人が分解は出来ませんから)

話を戻します。
3日間で私が気がついた事ですが、
博物館の対象年齢が極端に低く設定されてる事
ですね。(絶対的に飛行機ファンは15歳以上だろう
と思うのですが・・・)ですが、博物館の狙いは、
6〜8歳だそうです。
きわ目付が、最終日に見せられた新作(2本)の
館内映画。(成人に自慢して見せる物とは。と思う
作品でした。)しかも、終わってから別室で、館長より
「この作品には、一本2〜3億かけてます。これで
集客能力が飛躍的に延びるでしょう。」
と鼻高々・・・・
しかも感想とか意見を求めて来るんです・・・
(日曜祭日で全然お客が入って無い現実見えてる?
と、その場に居た人は思いつつ、みなのらりくらり返答
してました。)

運の悪いことに私も当たりました。以下はその時の
やりとり:

私:「どのような意見をお聞きしたいのですか?」
館長:「若者の素直な意見を聞いて見たいね。」
私:「本当にですか?」整備士一同笑止
お偉いさんは、シカメ面(笑)
館長:「どんな意見でもいいですよ。」
私:「映画一本に2〜3億かけるのなら、珍しい
機体でも、買って見てはいかがでしょう?先ほど、
この博物館は幼児を対象に集客していますと、
おっしゃいましたが、博物館に来る年齢は、
もっと上だと思います。しかも航空機ファンの
方達は、見たい機体が展示されているのなら、
どんなに遠くても来ると思いますが?」
館長:「はっはっは!」(顔が怒ってたと思います。)
私:「入間の航空祭の集客層・・・・」
お偉いさんが話を挟み中断。

もちろん後から大目玉食らいました(笑)

文が下手で理解しにくいと思いますが、
日本の博物館に期待するのは、酷だと思います。
アメリカなど海外の航空博物館とかは、
通常、空港に隣接してますし、違う空港にレストア
用格納庫や保管庫を保有して居るものです。
(無論飛ばす事を前提にレストアするんですから)
修理・補修も大体は自前or企業などが、場所提供
などして助けてますしね。

働いている人たちも、日本に比べたら比に成らないで
しょう。

長々誤字・乱丁の文をここまで読んで頂き
有難うございました。

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