歴代艦上偵察機


98/05/03 22:35:33 JU87     PART8  

 三菱十式一号艦上偵察機
英国のスミス技師が設計し、大正12年に採用された わが国初の制式艦偵。
昭和6年頃から艦偵の役目を艦攻に兼務させるようになら、本機は陸上基地で
運用された。堅実な実用機で昭和5年までに各型合わせ159機生産された。
最大速度110kt  航続力3,5時間  7.7mm機銃x3  三菱ヒ式320馬力  30kgx3

 中島九十式二号艦上偵察機
米国の水上偵察機ヴォートO2Uを元に開発した九十式水上偵察機の艦偵版。
軽快な運動性を示し 空中戦闘、急降下爆撃もこなせる万能小型機だった。
水偵は80機生産されたが、艦偵は5機ほどといわれる。
最大速度233.5kt  航続力3時間  7.7mm機銃x2  中島寿2型改580馬力  30kgx2

  中島艦上偵察機「彩雲」
昭和19年に制式化された 細長い胴体と層流翼に近い翼型を採用した機体。
日本海軍機の中で最高速を誇り、驚異的な航続力を発揮した。
戦局の関係でもっぱら陸上機として運用され、398機生産された。
最大速度329kt  航続力2,866浬  7.92mm機銃x1  誉21型1,990馬力







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