米軍用機の機種略号
大戦中の米軍の制式機の名称のつけかたです。
もしかして現在まで継続されていのも、あるかもしれませんが・・・

 <陸軍>
 P   単座戦闘機・追撃機       BT  基礎練習機
 PB  複座戦闘機                 AT  高等練習機
 FM  多座戦闘機                 BC  戦闘練習機
 O   偵察機・観測機             C   輸送機
 A   攻撃機                     G   オートジャイロ
 B   爆撃機                     PT  初級練習機

 <海軍>
 F   戦闘機           O 観測機
 B   爆撃機           S  偵察機
 P  哨戒機                     M  多用途機
 PB  哨戒爆撃機         N 練習機
 T  雷撃機           J  連絡機
 TB 雷撃兼爆撃機               R  輸送機
 SB  急降下爆撃機

海軍機の場合は、このほかに製作会社の略号をいれる。
 A  ブリュスター                M  マーチン
 B  ボーイング                  N  海軍工廠
 C  カーチス                    S  シコルスキー
 D  ダグラス                    V ヴォート
 F  グラマン                    Y  コンソリデーテッド
 L ベル

また会社で売り込むために、呼びやすい名称もつけられた。
陸海軍共通のものとして、機種略号の前につけたXは試作機、Yは試験機を示す。
一例として XP2M-1型を分析すると、
X(試作)P(哨戒機)2(2番目)M(マーチン社)-1(1型)となります。
 
 


E-Mail