第一御楯特別攻撃隊 | 慰霊碑 |
神風特別攻撃隊第二御楯隊 | |
海軍中攻隊 |
この碑は、硫黄島戦没者顕彰碑の隣に設置されており、年に数回行われる慰霊巡拝(遺族の方や硫黄島協会の方々)の際に訪れる場所でもある。 祭られている御霊は慰霊碑の碑文のとおりで、第一御楯特別攻撃隊(サイパン特別銃撃隊)と、神風特別攻撃隊第二御楯隊、海軍中攻隊である。第一御楯特別攻撃隊(以下、第一御楯隊と記述する)は零式艦上戦闘機をもって、サイパン島(テニアン島等)に所在する飛行場を目標とし、重爆撃機B-29を機銃掃射で地上撃破することであった。第一御楯隊が発進した千鳥飛行場はジャングルに埋もれてしまったが、第一御楯隊の搭乗員が離陸後の旋回中に見たであろう擂鉢山は、今も変わらず千鳥飛行場を見下ろしている。 また神風特別攻撃隊第二御楯隊(以下、第二御楯隊と記述する)は、硫黄島攻防戦中に唯一行われた大規模な航空支援である。第二御楯隊は千葉県の香取基地から発進後、八丈島及び父島を中継点として長駆1250qを飛来し、硫黄島周辺の機動部隊をはじめとする攻略部隊へ必殺の体当たり攻撃を敢行したものである。これを目撃した本島守備隊は、大本営に対し第二御楯隊の突入成功を打電した。この攻撃を見た将兵の士気は非常に上がったと伝えられている。 海軍中攻隊の概史は残念ですが、小生の勉強不足で不明であります。ご存じの方がおられましたら、ご教授頂ければ幸いです。硫黄島には当時、八幡部隊も居たようで石碑が建立されており、南方空の生存者の方に確認しましたところ、一式陸上攻撃機や月光も居たそうです。この辺りについてもご存じな方が居られましたら、ご教授の程よろしくお願いします。 |
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