117 こんにちは
先日、ネット検索をしていて44S&Wラシアンのスモークレスパウダーカートリッジのパッケージを見かけたのすが、これはモデル3アメリカンやラシアンなどで撃っても平気な代物なのでしょうか?
上記を見たせいで浮かんだ疑問なのですが、今現在、使用されている黒色火薬時代の銃器には黒色火薬カートリッジのほかに無煙火薬のカートリッジなんかもあったりするんでしょうか?
体感的に装薬量減らせばいけるような気もするんですが、パウダーが薬莢の中で多くジャラジャラしてたりすると異常膣圧がでてしまいそうな気もします。

この一件以来、何がなんだかわからなくなりました、どうか助けてください。

kentmild

  1. 大前提として、 ”.44S&W RUSSIAN弾薬” と ”.44S&W AMERICAN 弾薬”は 同一弾薬ではありません。
     (ケース長、ケース径、弾頭重量、初速、エネルギー威力 どれもRUSSIANの方がやや大)
    よって、モデル3アメリカン・リボルバーでは ”.44S&W RUSSIAN弾薬”を発射できません。その逆は恐らく可能です。

    さて、黒色火薬弾薬から、無煙火薬弾薬へ すんなり移行したリボルバーとして、大英帝国.455ウエブレィリボルバーの実例も有ります。(減装・短薬莢化して!!) 

    所詮ハンドガンという事で・・・・・
    燃焼薬量をほとほどにし、無煙火薬の高温エロージョンを気にしないのでしたら(耐久性、命中精度 に影響)、
    黒色火薬時代の銃器に無煙火薬のカートリッジを用意し、それなりに発射・実用可能かと思います。

    軌跡の発動機?誉

  2. >パウダーが薬莢の中で多くジャラジャラしてたりすると異常膣圧がでてしまいそうな気もします。
    この点について補足。
    小銃用の弾薬では装薬を規定量入れるとケース容積一杯になってしまうものが多いのですが、拳銃用弾薬では規定量入れてもケース容積の1/3とか1/2程度の量になるものがほとんどです。
    ケースの中がスカスカというのは拳銃弾に限って言えばむしろ普通の状態であると言えるでしょう。
    ベルダン

  3. >ケースの中がスカスカ
    それは弾丸がロードされた状態での話でしょうか?というのも、拳銃弾、特に.45や9×19のような短いカートリッジなら
    薬莢の容積のかなりの部分を挿入される弾丸が占めることになります。

    もしロードされた状態で、実際に火薬が入る空間の1/3や1/2程度しか火薬が入っていないようでしたら、
    それはかなり危険です。
    燃焼は1発1発バラバラになるわ、いやそれどころか雷管の火焔がうまく火薬に伝わるかが怪しくなりますから
    不発や停弾(銃口から出る前に弾丸が止まってしまう・・・不発より深刻)の恐れすら出てくるでしょう。

    逆に、>小銃用の・・・ケース容積一杯、というのも補足すればすりきり一杯ではなく弾丸が入る分のスペースは
    あるということでしょう。
    もしすりきり一杯なら、弾丸をロードしたときに火薬の装てん密度が上がることになりますから、
    装てん密度の上昇を見越して火薬の仮比重を設定するよりも(自由落下でてん実できるであろうパウダーなら)
    最初から弾丸が入るスペースを確保して最適化した仮比重とする方が自然な考え方です。
    花火師

  4. >ケースの中がスカスカ
    以前にも書き込んだことがありますが、たとえば45ACPや38スペシャルなどはもう百年位前の規格であり、現在の火薬ではそれだけの薬量を必用としていないものもあるのです。古いガン誌上で45ACPの火薬量を規定の2倍、3倍までつめて射撃しているレポートがありますが、これもターク高野氏によれば「ガンショップや個人のリローディングに際して起こりうる可能性として検証した。」とのことです。
    R

  5. 回答ではありませんが…「腔圧」と書かれた方が良いのでは?
    「膣圧」って書いてあるのを見て赤面するのは私だけでしょうか?
    papanambu

  6. >2.3.4
    異常腔圧になるか逆に燃焼不良になるかは、色々の因子がからみます。
    発射薬量と薬莢容量の関係→所謂”装填比重”の他に 発射薬選択
    (薬種:シングルベース、ダブルベース、トリプル・・・)、(燃焼速度:緩燃焼薬、急燃焼薬)、
    又、使用雷管の特性、抜弾効力 等 話は深くなって行きます。

    すごく大雑把ですが、 黒色火薬弾薬から無煙火薬弾薬へ移行する場合、同威力(同弾丸重量&同初速の意味)にするには、
    黒色火薬に較べ無煙火薬の量は1/3+α程度で事足ります。 但し腔圧自体は2倍程度に上昇する場合もあると推測されます。


    よって、銃自体に眼を向ければ・・・・
    約100年以上前の黒色火薬時代の旧式銃は、現時点でその疲れや老朽化は当然としても、
    主要部材料や熱処理も現代の眼から見れば遅れた物=黒色火薬の腔圧&温度に適応、 であります。
     >1.燃焼薬量をほとほどにし、〜それなりに発射・実用可能かと思います。 と申したのは、
    遊び半分で射撃する程度の意味であり、真に無煙火薬で同威力同性能で実用するならば、
    特に薬室周りの材質・強度を再設計する必要があると言えるでしょう。(カートリッジの寸法再設計も含む)

    〜?誉

  7. >誉さま
    数値データ等手元にないので、それなりの話ですが

    無煙火薬は発生ガス量において同量の黒色火薬の数倍ありますが、燃焼速度は黒色火薬の方が速いと認識しております。
    同じ弾丸に同じ初速を与える総仕事量を同じとすれば、圧力の立ち上がり方が黒色火薬の方がキツくなり、
    薬室周りへの負担は一概に無煙火薬の方が高いとは言い切れないのでは?と
    思いますがいかがでしょう。

    もっとも、相応に燃焼室容積を小さくする必要があるのと、無煙火薬の方が燃焼速度が遅く圧力の立ち上がりが
    ゆるいということは、もとより(ライフルと比較し)銃身が短い上黒色火薬を前提としたピストルに無煙火薬を
    使おうとすれば、銃口から弾が出るまでにエネルギーを伝達しきれるかを気にすることになりましょうから
    結局は色々な方法(DBでNG多くするとか、抗力上げてタメを増やすとかかな?)でいじることになり、
    誉さまのおっしゃる通り再設計が必要になろうことには変わりないのでしょうね。

    温度に関しては燃焼時間そのものがごく短いですから、連射を前提としない限りは大きな問題にならなそうな
    気もしますね。

    (イチャモンみたく読めたらごめんなさい。そのつもりではありませんので念のため)

    花火師

  8. >.7 花火師さんへ
    火薬学・専門的な事は小生にも解りません。  但し ある実例として・・・・
    現行のスモークレス装弾(散弾銃弾薬)の多くに、『ダマスカス銃身には使用禁止』の箱表示がされているのは、
    何を意味するのか考えてみましょう。
     ※ダマスカス銃身には黒色火薬装弾しか使用出来ません。

    〜?誉

  9. 皆さん、ありがとうございました
    kentmild

  10. >誉さま
    散弾銃や装弾の構造は全く不勉強なので、よく調べてみることにします。
    この場でこれ以上は質問者様の主旨から外れるでしょうから、この辺で・・・
    有難うございました。
    花火師

  11. かやくのお話を仔細続けると、よろしくない方向に行きそうですので、>7.の回答でお茶をにごしました。
    この辺でお開き賛成です。後は各自の責任でお勉強して下さい。


    〜?誉


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