ハーレー・ダビッドソン社の軍用バイクは 45 立法インチの社内呼称 WLA と呼ばれるモデルだったようですが、陸軍側でどのような制式呼称が与えられたのかは判りませんでした。パットン陸軍博物館の展示リストにおいても「WLA 42 Harley-Davidson, Solo, Chain Drive MOTORCYCLE」としか記されていません。
http://www.knox.army.mil/museum/VEHICLE.htm
ささき

ＷＬＡはハーレーのフラットヘッドを採用したモデルのＷシリーズの軍用タイプを示す呼称のようです．Mortorcycle Hall of Fame のサイトによると，ハーレーの他にインディアン製のものも採用されているようですが，
http://www.motorcyclemuseum.org/classics/bike.asp?id=86
どちらも軍側の呼称はわかりません．
ウマシカオ

アメリカ軍が主に使っていたのが　Harley-Davidson WLA　という車種ですが、これは市販のWLを基に作られた軍用バイクで最後のA はArmyの頭文字だそうです。
怪人三七型

第二次世界大戦期の米軍が使っていたバイクは、インディアン640B、インディアン741B、インディアン340B、ハーレー・ダビッドソンWLA、ハーレー・ダビッドソン42XA、ハーレー・ダビッドソン74UAなどですね。

これらにしてももそうですし、大戦中、ジープや乗用車やトラックなどいわゆるソフト･スキン･ヴィーグルは民間メーカーそれぞれが与えた型式名のまま軍で使われていたようです。
ウィリスジープにしてもＭナンバーが付けられるようになるのはＭＣのＭ３８からです。
片

ヴィークルね。
片

　軍の正式採用名はないようですが、ＷＬ、またはＷＬＡは一般に“ベビー・ツイン”と呼ばれていました。これはスポーツ・モデルの７５０ｃｃの型番Ｒから発展したもので、１２００ｃｃは型番がＶでした。それがトロコイド式オイルポンプとドライサンプ潤滑方式の採用でＶがＶＬに、ＲがＷＬという型番になったそうです。Ａは怪人三七型さまがお書きのようにアーミーの頭文字ですね。
Ｊウォ〜ク

あとアメリカが使ってたのにCushmanの折りたたみスクーターがあります。
これは空挺用に開発されたもので、M53という型番がつけられたようです。
怪人三七型

Cushmanの空挺スクーターは社内呼称としてのモデル53ですね。
モデル39パッケージ･デリバリー三輪スクーターや、モデル32、34のサイドカー付スクーターなどもあります。
片

みなさん、丁寧に答えてくれてありがとうございました。
初心者