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ボーイング XP-4 排気タービン付きの試作機

 ボーイング XP-4 はカーチス P-1 に敗れた PW-9 の機体に試作エンジンパッカード 1A-1500 を搭載したものです。矩形に近いテーパー翼は上下同幅で上翼・下翼ともにエルロンを持ち、水平尾翼は半月型をしています。XP-4 機首右側面に排気タービンを備え、木製の四翅固定ピッチプロペラを装備していましたが、重量過大・エンジン不調・空力設計不全に直面しわずか 4.5 時間の試験飛行に終わりました。
(文・ささき)


緒元(XP-4)
製作1927年
生産数1機
乗員1
全幅32ft(9.75m)
全長23ft 11in(7.28m)
全高8ft 10in(2.69m)
主翼面積--
乾燥重量2783LBs(1262Kg)
全備重量3650LBs(1655Kg)
武装7.62mm 機銃×1+12.7mm機銃×1(機首)
7.62mm 機銃×2(下翼)
発動機パッカード 1A-1500 水冷12気筒+排気タービン 510hp
最高速度160.9mph(259Km/h) 高度 22000ft(6706m)
実用上昇限度22000ft(6706m)
航続距離375ml(603Km)

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